ケヴィン・シャーデ

選手紹介
名前ケヴィン・シャーデ(Kevin Schade)
生年月日2001年11月27日
国籍/出身ドイツポツダム)
身長183cm
ポジションWG
所属SCフライブルク

フライブルクの躍進に貢献する三拍子揃ったウィンガー

プレー動画

経歴

■2001-2018年(幼年期~コットブス)

1945年7月に日本への降伏要求として発せられたポツダム宣言。そんな第二次世界大戦および太平洋戦争の終結の舞台となったドイツのポツダムにて彼は誕生している。キャリアを始めたのはポツダムを本拠地とするSVバベルスベルク03であり、トップチームがレギオナルリーガ(ドイツ4部)に所属している同クラブでは13歳となった2014年まで過ごしていた。その後、ポツダムから約125kmほど離れたエネルギー・コットブスの下部組織に移籍しており、コットブスではクラブのボーディングスクール(寄宿学校)に入所するようにして親元を離れての生活が始まったという。

ただ、コットブスからポツダムへは電車で2時間の距離であることから毎週末には実家に帰省。特にホームシックに陥ることなくU14カテゴリから始まったユース生活は順調な歩みを見せていた。初年度の2014/15シーズンはC-ユニオーレン・ブンデスリーガのU14部門にて23試合4得点を記録し、2年目の2015/16シーズンはU15カテゴリにて22試合1得点の成績と絶対的な存在とはならず、彼自身も当時はトップチームに昇格する夢にはあまり集中していなかったそうだ。

年齢的にもサッカー以外のことで遊びたい時期だったと語り、本気でプロサッカー選手になることを意識したのはU17カテゴリのことであった。2016/17シーズンのU16カテゴリで26試合10得点とキャリアハイの成績を残していた彼にプロへの道が開かれると、2017/18シーズンはB-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U17)において23試合7得点と引き続き安定したパフォーマンスが評価されたことで、シーズン終了後の2018年夏に10万ユーロの移籍金にてSCフライブルクへの完全移籍が決定している。

■2018-2021年(フライブルク)

17歳で加入したSCフライブルクではU19カテゴリにてスタートしており、A-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U19)ではチーム内でトップタイの得点関与数となる7得点・7アシスト(25試合)を記録するなど加入1年目ながら適応。この活躍から2019/20シーズンの開幕をレギオナルリーガに所属するセカンドチームにて迎えており、第2節のキッカーズ・オッフェンバッハ戦ではシニアカテゴリでの初ゴールを記録した。それでも大部分はU19カテゴリにて過ごしており、COVID-19の影響によって2020年3月にリーグの中止が発表されるまでの14試合で4得点2アシストの成績であった。

2020/21シーズンに入るとトップチームのトレーニングにも帯同しながら、セカンドチームへの正式昇格が決定。2度の負傷によって計2ヶ月の離脱期間が訪れるも、レギオナルリーガでは26試合8得点5アシストを記録するとともに、セカンドチームの優勝と3.リーガ(ドイツ3部)への昇格に貢献する活躍を見せていた。2020年11月のブンデスリーガ(ドイツ1部)第9節のFCアウクスブルク戦で初めてトップチームでのベンチ入りを果たしているが同シーズンでのデビューには至っていない。

 

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18~19歳でセカンドチームの主役となった彼は、2021年8月13日のドルトムントⅡ戦にて昇格した3.リーガでのデビューを飾ると、同試合では5失点の大敗を喫したがチームが奪った2得点はすべて彼のものである活躍にて以降はセカンドチームに戻らずトップチームに帯同。同年8月21日の同じくドルトムント戦にてトップデビューを飾り、第14節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦では大量6得点のうち初ゴールを含む1得点1アシストを収めるなど、フライブルクの大躍進を支える一人となっているところだ。

代表歴

父親がナイジェリアの出身であることからナイジェリア代表を選択する権利を持つも、2019年5月にドイツU18に選出されてからはドイツ代表としてのキャリアを歩んでいる。17歳でドイツU19、18歳でドイツU20と飛び級でプレーし続けていた彼は、2021年10月には19歳ながらドイツU21にも招集。そんなドイツU21ではU21欧州選手権予選で躍動しており、ハンガリーU21戦では2得点2アシストを記録した。

移籍の噂

リヴァプール(イングランド)を始めとする国内外の主要クラブから関心を集めるなか、そんな移籍の噂を断ち切るかのように2021年11月にフライブルクとの契約を新たに2026年6月末までに延長している。フライブルクとしても好順位につけているため、彼自身としてもクラブでのプレーに集中したい意向なのだろう。

プレースタイル

183cmのスラッとした身長を軽びやかに扱い、アルフォンソ・デイヴィスと同等のスピード(36.67km/h)を駆使したドリブルによる個の力が持ち味のウィンガーだ。そのため彼だけでサイドに深く侵入して相手ディフェンス組織を壊せる場面も多く、それは左右両方でも可能であるなど大きな強みとなっている。また、左右両足でのシュートに長けていることや空中戦にも強いという特徴があり、セットプレーでも驚異となれる存在だろう。パワー・スピード・テクニックの三拍子を揃えているスタイルはチームを選ばずに活躍できることが予想される。大きな才能だ。

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