名前 | カイド・ゴードン(Kaide Gordon) |
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生年月日 | 2004年10月6日 |
国籍/出身 | イングランド(スタッフォードシャー) |
身長 | 173cm |
ポジション | AMF/WG |
所属 | ダービー・カウンティ |
※カイデ・ゴードンとも表記されるだろう
売却が近づくイングランド国内最高の16歳
プレー動画
経歴
■2004-2021年(幼年期~ダービー)
イングランドのウェスト・ミッドランズに位置するスタッフォードシャーに生まれた彼は、7歳離れた兄のケラン・ゴードン(1997年生)もマンスフィールド・タウンFCでプレーするサッカー選手であるなど兄の背中を追うようにしてサッカーに触れていた。
ダービーにあるヒルトン小学校に通っていた彼は、兄が2013年よりダービー・カウンティに移籍したのを機に同クラブのU9カテゴリに加入。小学校時代にはイプスウィッチ・タウンを破りキッズカップの優勝に貢献するなど、幼いながらも期待を集めるような少年であったという。2019年12月には15歳ながらダービー・カウンティU18でのデビューを飾り、COVID-19の影響により活動が停止となるも、2019/20シーズンを通してエキサイティングな活躍を残したとして年間最優秀アカデミー選手に選出されている。
2020年10月に16歳の誕生日を迎えるともに、ダービー・カウンティU18への昇格が決定。U18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)第10節のブラックバーン戦で見せたハットトリックは大きな注目を集め、トップチームの指揮官であるウェイン・ルーニーによってトレーニングに参加することを許されていた。そして2020年の最終戦となるチャンピオンシップ(イングランド2部)第22節のバーミンガム・シティ戦にて後半ロスタイム間際ながらデビューを飾り、ダービー・カウンティ史上4番目に若い出場記録を樹立している。
代表歴
2020年2月にイングランドU16での出場を飾っており、世代別代表にも名前を連ねている。
移籍の噂
イギリスのEU離脱に伴って各クラブが国内から目ぼしい若手を確保せざるを得ない状況にあるため、彼はマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールから関心を持たれているという。ダービーとしては財政問題を緩和するために200万ポンド以上であれば売却する意志があると報じられているため、トップデビューを飾った今、退団の可能性は否定できないだろう。さらにウェイン・ルーニーが指揮官ということもあり、ユナイテッドへの勧めは行われているはずだ。
プレースタイル
ウェイン・ルーニーも含め、国内で最高の16歳と称されている彼は最前線から中盤まで幅広くこなすことのできるハイブリッドなアタッカーだ。卓越したテクニックと創造性に溢れたプレーで魅了するだけでなく、ボックスの外からでも正確かつパンチ力のあるシュートも武器とするなどセンスの塊といえる存在だろう。