名前 | カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz) |
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生年月日 | 1999年6月11日 |
国籍/出身 | ドイツ(アーヘン) |
身長 | 188cm |
ポジション | AMF |
所属 | レバークーゼン |
ドイツの復権に欠かせない次世代の皇帝
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経歴
彼のキャリアは2003年から地元アーヘンで長い歴史を持つアレマニア・マリアドルフというサッカークラブに入団したことから始まる。2009年からは地元の名門であるアレマニア・アーヘンに移動し、そこで約1年間を過ごした。そして2010年よりバイエル・レバークーゼンの下部組織へと移っている。ユース時代では2014年6月にわずか15歳の彼はU-17チームでのデビューを果たした。2014-2015年シーズンからはU-17に正式に昇格をすると、B-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U-17リーグ)において23試合で7得点2アシストの記録を残している。2015-2016年シーズンでは同リーグで得点力も開花し、29試合19得点とチームを牽引する存在に成長した。このシーズン終了後にレバークーゼンとの長期契約を交わしている。
2016-2017年シーズンの彼はオーストリアで行なわれたトップチームのキャンプに参加しており。そこで評価を高めた彼は、A-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U-19リーグ)にも参加する傍ら、ブンデスリーガ第2節のハンブルガーSVとの試合において初のベンチ入りを果たす。そして第7節のブレーメンとの試合にてトップリーグデビューとなった(クラブ史上最年少出場)。その後はトップチームでの出場機会の割合が多くなり、第26節のヴォルフスブルクとの試合では初ゴールも記録(クラブ史上最年少得点)。その後も得点を重ねていき、このリーグ戦では24試合4得点6アシストという好成績を収めた。また、チャンピオンズリーグの舞台もトッテナムとのグループリーグにて経験している。
2017-2018年シーズンでは、トップチームの主力としてフル出場をする機会も増えており、中でも第9節ボルシアMGとの試合で見せた3アシストは圧巻だった。これらを含む30試合で3得点9アシストとチームの主軸を担った。
代表歴
ドイツ代表としてのキャリアは2014年にU-16に招集されたことから始まる。U-17では2016年U-17欧州選手権において準決勝でスペインU-17に敗れたが、チームのベスト4に貢献している。U-19ではキャプテンとしてチームを牽引しており、U-19欧州選手権の予選ベラルーシとの試合では4得点1アシストとチームの全得点に絡む活躍を残した。ドイツA代表に招集するべきだという声も小さくはない。
追記:2018年9月6日のUEFAネーションズリーグAと親善試合に臨むドイツ代表に初招集を受け、9月9日のペルーとの親善試合で後半43分からティモ・ヴェルナーに代わりフル代表デビューを果たした。
移籍の噂
レバークーゼンとの契約は2022年夏までとなっており、クラブへの忠誠心は高い。彼に対してはリヴァプールやラツィオが獲得に動いていると伝えられており、リヴァプールはクロップ監督の要望、ラツィオはミリンコヴィッチ=サビッチを売却した際の代わりと思惑は様々だ。報道によればレバークーゼンは3000万ユーロを求めていると伝えられている。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | チェルシー | 8000万ユーロ |
プレースタイル
188cmと恵まれた体格ながら、足下の技術も定評がある特異なプレーヤーだ。パスセンスにも一定の評価を得ており、エジルの後継者として推す声も多い。またミヒャエル・バラックにも例えられるだろう。今後どのような選手になるのか非常に楽しみだ。