名前 | ヨシプ・ブレカロ(Josip Brekalo) |
---|---|
生年月日 | 1998年6月23日 |
国籍/出身 | クロアチア(ザグレブ) |
身長 | 180cm |
ポジション | LWG |
所属 | VfLヴォルフスブルク |
陸上で培った脚力で相手を翻弄するアタッカー
プレー動画
経歴
クロアチアのザグレブで生まれた彼は、2006年(8歳)にディナモ・ザグレブの下部組織へと入団をしている。ユース時代には多くの輝かしい成績を残しており、2014年8月に16歳となったことでディナモ・ザグレブとの最初のプロ契約を交わす。プロとしてのキャリアが始まった2015-2016年シーズンでは、ディナモ・ザグレブⅡに昇格し、2.HML(クロアチア2部リーグ)でのプレーから始まっている。第1節のNKフルヴァツキ・ドラゴヴォリャツとの試合でプロデビューを飾るなど2部リーグでは9試合の出場となった。
同年9月からはUEFAユースリーグに参加するU-19チームでもプレーをしており、5試合で3得点1アシストの成績を残した。また、2015年12月19日の1.HML(クロアチア1部リーグ)第21節のNKインテル・ザプレシッチとの試合ではトップデビューを果たすなど、同シーズンでは3つの異なるチーム構成でのプレーとなった。トップチームではカップ戦を含む11試合に出場し、カップ戦での1得点でシーズンを終えている。
2016-2017年シーズンは本格的にトップチームでのプレーとなると思われた彼であったが、2016年5月15日にドイツのVfLヴォルフスブルクへ移籍金600万ユーロで移籍。シーズン前半はヴォルフスブルクでプレーをし、第2節の1.FCケルンとの試合においてブンデスリーガデビューを飾った。その後は出場機会は微々たるものであり、出場機会を得るべく2017年1月に2.ブンデスリーガで戦うVfBシュトゥットガルトへと1年間のレンタルで加入。シュトゥットガルトでは途中加入ながら出場機会を得られており、第20節の1.FCハイデンハイムとの試合ではドイツでの初ゴールを挙げた。
2017-2018年シーズンは昨シーズンに引き続きレンタル期間中のシュトゥットガルトでのプレー。ブンデスリーガに昇格をした同チームにおいて開幕戦から起用されており主力へと定着をしている。第12節のボルシア・ドルトムントとの試合ではブンデスリーガ初ゴールも記録した。2018年1月からはヴォルフスブルクへと戻り、復帰後も直ぐ様起用されることとなり、第24節のマインツでの試合でヴォルフスブルクでの初ゴールを挙げている。レンタル先にて大きく成長をした彼は、2018-2019年シーズンのヴォルフスブルクにおいて本格的なブレイクとなるだろうか。
代表歴
クロアチアU-14を始め、常に各世代別代表に招集されているエリート。 現在はU-21でプレーをしているが、クロアチアA代表への招集も世代交代の一環で現実味を帯びている。
移籍の噂
ヴォルフスブルクとは2023年夏までの長期契約を結んでおり、移籍は現実的ではない。ただ、ビッグクラブからの熱烈なオファーがあれば気持ちも揺らぐだろう。
プレースタイル
少年期はサッカーの他に陸上競技へも打ち込んでおり、陸上選手としても将来を嘱望されていた。サッカーを選んだ彼であるが、陸上で培ったスピードは衰えておらず彼のプレーの一部として根強く残っている。自慢の快速を活かしたドリブルでの突破を得意としており、得点力が更に開花すれば手が付けられない選手へと変貌を遂げるだろう。