ジョアン・フェリックス

選手紹介
名前ジョアン・フェリックス(João Félix)
生年月日1999年11月10日
国籍/出身ポルトガルヴィセウ)
身長178cm
ポジションAMF/SS
所属SLベンフィカ

カカを彷彿とさせるベンフィカの至宝。

プレー動画

経歴

■ 1999-2015年(幼年期~パドロエンセFC)

ポルトガルのヴィゼウ県の県都であるヴィゼウに生まれた彼は、コーチである父に連れられて4歳の頃からサッカーを始めており、クラブとしてはOs Pestinhasでキャリアをスタートさせた。既に注目を集めていた少年だった彼は、8歳の頃よりFCポルトのアカデミーに入団。いわゆるエリート・プレーヤー・プロジェクト(PJE)の一員であり、13歳となる頃にはFCポルト・ドラゴンフォース(U15)でもプレーするなど下部組織でも有数の存在ではあったが、フィジカル面が危惧され退団を余儀なくされた過去を持っている。7年間を過ごしたFCポルトを去った彼は、パドロエンセFCに加入。その1年後には現在のSLベンフィカに移り、新たなキャリアを歩むこととなる。

■ 2015-2018年(SLベンフィカU17~SLベンフィカB)

ベンフィカU17に加入をした彼は、その才能を遺憾なく発揮しており常にチームに欠かせない存在としての役割を築き上げていた。16歳でプロ契約を締結すると、リーガプロ(ポルトガル2部リーグ)に所属するベンフィカBにも帯同するようになり、2016年9月17日のSCフレアムンデ戦でプロデビューを飾っている。ベンフィカBでの最年少デビューとなった彼は、第27節のアカデミコ・ヴィセウ戦で初得点を記録するなど2部リーグながら12試合に出場し3得点を決め、一方のU19として臨んだUEFAユースリーグ16-17ではチームの準優勝に貢献するなど獅子奮迅の活躍でベンフィキスタを魅了した。続く17-18シーズンではベンフィカBにて17試合4得点5アシストを記録するだけではなく、ベンフィカU19としてはCampeonato Nacional de Juniores(U19リーグ)において同カテゴリにおける4シーズンぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献している。

■ 2018-2019年(SLベンフィカ)

18-19シーズンからベンフィカのトップチームに昇格すると、2018年8月18日のプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)第2節 ボアヴィスタ戦でトップデビューを飾り、一週間後に行われた第3節 スポルティング・リスボン戦ではリードを許していたチームを救う値千金の同点弾を記録。途中出場が多く見られる中、限られた時間にて結果を残し期待を裏切らない存在として評価をさらに上昇させている。

代表歴

2017年から飛び級にてポルトガルU21の試合に出場しており、2020年の東京オリンピックに向けたUEFA U-21欧州選手権での活躍が期待されている。近くフル代表デビューも実現しそうな勢いだ。

移籍の噂

彼に対しては多くのビッグクラブが興味を示しており、具体的なクラブ名を挙げるとキリがないものとなっている。 そんな彼は2017年12月にベンフィカとの契約を新たに2022年6月末までに延長をしており、違約金が6000万ユーロに設定されるなど放出には相応の金額を提示されない限り応じない姿勢だ。また、2018年11月には2023年6月末までに再調整され、違約金をこれまでの倍額となる1億2000万ユーロまでに引き上げている。

プレースタイル

華麗なボールタッチで見るものを魅了する天才。同国のベルナルド・シウバやマヌエル・ルイ・コスタ、元ブラジル代表のカカにも例えられる存在だ。彼が作り出すアイデアは既にポルトガルリーグでも輝いており、センスの塊のような彼が今後どのような成長を遂げるのかに注目が集まる。

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