ジャクソン・ポロソ

選手紹介
名前ジャクソン・ポロソ(Jackson Porozo)
生年月日2000年8月4日
国籍/出身エクアドルサン・ロレンソ)
身長193cm
ポジションCB
所属サントスFC

圧倒的なフィジカルを有するエクアドルの新たな盾 

プレー動画          

経歴             

■ 2000-2018年(幼年期~マンタFC)

エクアドルとコロンビアの国境に位置する街「サン・ロレンソ」で生まれた彼の幼年期は決して容易なものではなかった。11歳でプロを目指すべくサン・ロレンソを去った彼は、2012年より名門 LDUキト に加入し、ユースセクターを駆け上がることを夢見ていたが、LDUキトでは自身が望んでいたような生活ではなかったと語る。クラブに失望した彼は、再びサン・ロレンソに戻った後、2年間はサッカー選手になることすら諦めていた。しかし、ポテンシャルの高さに興味を持っていたマンタFCからのアプローチを受けて加入すると、チームのスタイルと見事にマッチングし、1年後には再び国内の名門となるCSDインデペンディエンテJTにチャレンジ出来る権利を得た。

インデペンディエンテJTではU16とU18で23試合に出場したが、とある素行の悪さが原因で退団に追い込まれている。実際にその問題は表立って明らかとなっていないが、若気の至りだったのだろう。そして再びマンタFCに戻り、セリエB(エクアドル2部)に所属するトップチームでもデビューを飾るなど、エクアドルの国内リーグでは2部リーグで18試合に出場を果たしている。

■ 2018-2019年(サントスFC)

2018年8月、18歳を迎えた彼は当初、ブラジルのSEパルメイラスに期限付きで移籍することが規定路線であったが、一転して同じくブラジルの名門 サントスFC に移籍することが発表。サントスではU-20からのプレーとなっており、現時点ではデビューに至っていないもの、ホルヘ・サンパオリからトップチームに招集されるなどデビューは近い。

代表歴            

エクアドルU15を始め、各世代別代表に招集されるなど重要な存在だ。2017年のU-17南米選手権では悔しい思いを味わったが、 2019年1月~2月に開催されたU-20南米選手権ではチームの不動のセンターバックとして初優勝に多大なる貢献をもたらした。U-20での活躍もあり、2019年3月にはエクアドルのフル代表に初招集を受けるなど、将来を担う存在として注目を集めている。

移籍の噂           

サントスFCに加入したばかりではあるが、以前にはFCポルト(ポルトガル)、アヤックス(オランダ)、アウクスブルク(ドイツ)、ヘンク(ベルギー)からの興味を示していた。中でもアヤックスはU-20南米選手権で彼の才能を確信し、350万ユーロ程度での引き抜きを図っているとされている。彼の代理人は「MMK Soccer」のCEO(最高経営責任者)を務める Daniel Manouchehri でありサントスFCとの契約は2020年8月までを残しているが交渉には応じる姿勢だ。

プレースタイル        

193cmというデータからも想像できるように、1vs1・空中戦での絶対的な強さを誇る大型のセンターバック。チームメイトからは空中戦の強さから「ジェリー・ミナ(コロンビア)」とも呼ばれるなど指折りの実力となっている。圧倒的なフィジカルを持つ一方で、足元のスキルにも定評があり、長い足を駆使したタックルは圧巻だ。

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