ホーコン・エヴイェン

選手紹介
名前ホーコン・エヴイェン(Håkon Evjen)
生年月日2000年2月14日
国籍/出身ノルウェーナルヴィク)
身長173cm
ポジションRWG/CMF
所属FKボデ/グリムト → AZ

※ホーコン・エヴィエンなどとも表記される

チームの歴史的躍進を支えるノルウェーの新たな至宝

プレー動画          

経歴             

■ 2000-2018年(幼年期~FKボデ/グリムト)

ノルウェーはヌールラン県・ナルヴィクに生まれた彼は、元プロサッカー選手であったアンドレアス・エヴイェンを父に持ち、双子の兄弟であるヘンリク・エヴイェンもサッカー選手であるなどフットボーラーの血を引いた家系で育っている。6歳からサッカーを始め、地元ナルヴィクを本拠地とするFKミョルネルで幼年期を過ごしており、2015年-2016年の2シーズンは15歳ながらノルウェーの3~4部リーグに所属するトップチームでプレーするなど注目を集める存在として成長を遂げている。

そんな彼は2016年より双子とヘンリクと共に現在のFKボデ/グリムトの下部組織へ移ると、父が選手時代に多くの時間を過ごしたボデ/グリムトに加入したことによって、地元の古くからのサポーターはかつてキャプテンとしてプレーした父の姿に重ねて期待を受けていた。2017年8月に最初のプロ契約を締結すると、同年10月22日に行なわれたアデコリーガエン(ノルウェー2部)第28節のFKイェルブ戦にてトップデビューを飾っている。2017年シーズンはトップチームで3試合の出場に留まっていたが、クラブとしてはアデコリーガエンを制覇し1部リーグへの昇格が決定。翌2018年シーズンは出場機会も増え、エリテセリエン(ノルウェー1部)第12節 Ranheim IL戦では初ゴールを記録するなど、17試合で1得点1アシストを記録した。

■ 2019年(FKボデ/グリムト)

2019年シーズンに入ると、エリテセリエンでの2年目を迎えた彼は国内において大ブレイクを果たしている。第19節までを終えた時点で18試合9得点4アシストと申し分ない成績を残し、多くのヨーロッパ主要リーグからの関心を集めることとなった。ボデ/グリムトとしても名門モルデFKに勝ち点2差をつけ首位に位置付けているなど、父がなし得ることができなかったトップリーグ優勝に向け、クラブに初の快挙をもたらすのかも知れない。

代表歴            

ノルウェーU15から常に世代別代表に招集を受けているエリートであり、現在はノルウェーU20でプレーしているが近々フル代表デビューも狙えるような好成績のため注目すべきだろう。

移籍の噂           

彼に対してはイングランドのマンチェスターを代表する両クラブ(ユナイテッド、シティ)がスカウトを派遣しており、中でも同じくノルウェー人であるオーレ・グンナー・スールシャールが率いているマンチェスター・ユナイテッドへの加入が近いと報じられた。『Dagbladet(ノルウェー)』でのインタビューでは、昔からマンチェスター・ユナイテッドのファンであることを公言しており、世界最高峰のリーグでもプレーしたいと語るなどユナイテッドへの移籍はもはや既定路線だ。

プレースタイル        

右サイドを主戦場とするウィンガーであり、意外性のあるドリブルで相手を翻弄することを得意としている。ルーレットと深い切り返しを織り交ぜ、手玉に取る姿は爽快だ。また、時には中盤でプレーすることもあり、持ち味の一つであるパスセンスを買われながら新たな一面も見せている。既にノルウェー国内でも指折りの実力を持っていると称される彼が、より大きな舞台で活躍するのも時間の問題なのかも知れない。まずは、国内リーグ制覇という肩書きを手にすることだろう。

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