名前 | フェラン・トーレス(Ferrán Torres) |
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生年月日 | 2000年2月29日 |
国籍/出身 | スペイン(フォイオス) |
身長 | 184cm |
ポジション | RWG |
所属 | バレンシアCF |
解除金が1億ユーロに設定されたバレンシアの真珠
プレー動画
経歴
スペインのバレンシア州はフォイオスに生を受けた彼は、6歳の頃にトライアルを受けたことがきっかけでバレンシアCFに入団をしている。それまではフットサルをしており、加入後はバレンシアのプレベンハミンBでプレーをするようになった。その後は順調に各世代のエースとして成長をしていた彼は、2016-2017年シーズンよりバレンシア・メスタージャ(バレンシアBチーム)でプレーをするようになり、セグンダ・ディビシオンB 第9節のRCDマジョルカBとの試合でデビューを果たしている。
2017-2018年シーズン、序盤戦は昨年に引き続きバレンシア・メスタージャでのプレーとなっていた彼だが、シーズンの中盤戦以降はトップチームに帯同をしており、2017年11月30日のコパ・デル・レイ レアル・サラゴサとの2ndレグにてナチョ・ヒルに代わってトップチームデビューを飾った。またその試合では後半41分にチーム4点目となるルベン・ヴェゾへのアシストも記録した。そこから約2週間後のリーガ・エスパニョーラ 第16節 SDエイバルとの試合でトップリーグデビューも果たしている。これらを含む同シーズンは26試合に出場し、1得点2アシストの成績を収めた。
2018-2019年シーズン、新たに加入をしたゴンサロ・グエデス、ダニエル・ヴァス、デニス・チェリシェフによる出場機会への影響が予想されていた彼だが、第4節のベティス、第5節のビジャレアルとの試合では先発起用をされるなど、出場機会は得ることが出来ている。ややシーズンのスタートに出遅れが見られるチームにおいて救世主となるかに注目だ。
代表歴
スペインU-17では、U-17欧州選手権2017の全6試合に出場し優勝に大きく貢献をすると、続くU-17ワールドカップ2017でもチームの主力としてプレーをしていた。現在はスペインU-19でプレーをしており、2018年1月17日のイタリアU-19との試合で後半からデビューをした彼は、出場からわずか1分で初ゴールを記録している。
移籍の噂
バレンシアとの契約は2021年6月末となっており、契約解除金は破格の1億ユーロに設定されている。2016年にプロ契約を結んだ際の解除金800万ユーロを考えると彼への期待は確固たるものとなっており、手放す気は無いだろう。同じくスペインのレアル・マドリードやFCバルセロナからの関心が伝えられているが、早い時期での移籍の可能性は少ないものと見られる。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | マンチェスター・シティ | 2300万€ |
プレースタイル
右サイドを主戦場としている彼はドリブルのセンス、スピードで相手を脅かすスキルを持っており1vs1に自信を感じさせる選手だ。まだ18歳ながらインテリジェンスも持っているため、トップチームでプレーしているのも頷ける。しかし、パスとシュートはまだ改善が必要だと言われおり、そこを改善することが出来たなら彼はスペイン最高の選手となるだろう。