エセキエル・バルコ

選手紹介
名前エセキエル・バルコ(Ezequiel Barco)
生年月日1999年3月23日
国籍/出身アルゼンチンビージャ・ゴベルナドール・ガルベス)
身長167cm
ポジションAMF 
所属アトランタ・ユナイテッド 

MLSの移籍金レコードを持ち異色のキャリアを歩む若きドリブラー

プレー動画          

経歴             

彼はサンタフェ州のビージャ・ゴベルナドール・ガルベスにて誕生をした。名称マルセロ・ビエルサの恩師でもあり、育成の第一人者であるホルヘ・グリッファの名をあしらったA.A.ホルヘ・グリッファにてユース時代を過ごしている。2015年にインデペンディエンテのユースに移ると、若干17歳でプレーしていたU-20において評価を高めると、2016年8月26日のコパ・スダメリカーナ2016の決勝トーナメント2回戦 ラヌースとの試合にてトップチームデビューを飾っている。

2016-2017年シーズンに入ると、トップチームに昇格をし一躍チームの中心選手として躍動をする。開幕戦でリーグデビューを果たし、第2節のCDゴドイ・クルスとの試合においてプロ初ゴールを記録した。その後も18歳ながらコパ・スダメリカーナ2017でも大きな活躍をし、極めつけは決勝戦であるフラメンゴを相手に1stレグでは1アシスト、2ndレグでは1ゴールと大活躍。チームも約7年ぶりの優勝を果たすこととなった。同シーズンをリーグ戦では27試合4得点、コパ・スダメリカーナでは12試合3得点3アシストの好成績で終えている。

そして2018年1月19日、欧州からの関心もありながらもMLS(アメリカ1部リーグ)のアトランタ・ユナイテッドに1228万ユーロの高額な移籍金で加入。この金額はMLS史上最も高い取引となっており、彼への期待度は計り知れないものとなっている。こうして臨んだMLSでは、第7節のニューヨーク・シティとの試合でデビューを果たす。そして第10節のシカゴ・ファイアーとの試合で移籍後初ゴールを挙げると、現在も行なわれているリーグ戦において19試合に出場し、4得点2アシストの成績となった。まだ金額に見合った驚異的な活躍とはならないものの、徐々に順応していくにつれ、リーグを代表する選手へと成長するだろう。

代表歴            

2017年よりアルゼンチンU-20代表としてプレーをしている。2017年の南米ユース選手権ではチームの4位に「10番」として貢献した。

移籍の噂           

所謂王道の道を歩んでいない彼は、MLSでプレーするものの何れはヨーロッパでプレーすることを夢見ている。 加入から間もないため、契約は2022年冬まで残っているが、MLSでの活躍によってはヨーロッパに進出するのも時間の問題だろう。既に約1200万ユーロの市場取引がされただけに、彼を獲得する金額は安くはない。ただ現代の価格高騰に比べたら些細なものだ。

プレースタイル        

ドリブルのセンスが彼の大きな魅力であり、細かなボールタッチで小刻みに翻弄する姿は見るものを楽しませる。167cmで小柄なドリブラーとしてメッシと比較されることもあるが、彼は謙虚だ。やや球離れが悪い印象を受けるものの、彼がボールを持つだけでその場の雰囲気が変わる。

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