名前 | エリフ・エルマス(Eljif Elmas) |
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生年月日 | 1999年9月24日 |
国籍/出身 | 北マケドニア(スコピエ) |
身長 | 184cm |
ポジション | CMF |
所属 | フェネルバフチェ |
17歳でA代表デビューを飾ったマケドニアの神童
プレー動画
経歴
トルコ系の家族の下、マケドニアのスコピエにて彼は誕生している。幼年期のキャリアは不明だが、FKラボトニツキのアカデミーで育ったものとされている。ラボトニツキでは、2015-2016年シーズンよりトップチームでプレーしており、2015年10月のメタルルグ・スコピエとの試合で16歳の若さでデビューを果たすなど11試合に出場し1得点を挙げている。2016-2017年シーズンからは本格的にチームの中心選手となり、リーグ戦33試合に出場し、6得点7アシストと大きな活躍を残した。
そんな彼は、自身のルーツとも言えるトルコの名門クラブ、フェネルバフチェへ活躍の場を移した。2017-2018年シーズンはやはり、よりレベルの高いリーグへの挑戦ということもあり、出場機会は限られたものとなっているが、第19節のトラブゾンスポルとの試合でのデビューを含む、5試合に出場をした。2018-2019年シーズンはチャンピオンズリーグの予選であるベンフィカSLとの試合でフル出場を果たすなど、より期待がかかっているのが手に取れる。市場価値を高めるシーズンとなるだろう。
代表歴
前述の通り、トルコにルーツを持つ彼に対してはトルコ代表からも招集の話はあったが、生まれ育ったマケドニアでプレーすることを選択した。U-17代表を始め、U-18、U-19、U-20、U-21と飛び級でのプレーとなり、2017年6月のワールドカップ予選、スペインとの試合でA代表デビューを果たした。その時の年齢は17歳だ。小国ならではの抜擢だが、国際大会の経験を多く詰めるのは彼自身の成長に大きく寄与するだろう。
移籍の噂
フェネルバフチェへはトルコのクラブだからだと決断したように捉えられるが、アーセナルを始め、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、ドルトムントなどは彼にマークしていると伝えられている。2018-2019年シーズンの活躍によっては大きく羽ばたく可能性も現実味を帯びるだろう。
プレースタイル
本職は8番としてのボックス・トゥ・ボックスタイプで、チームのバランスを保つ動きおよびチャンスメイクを得意とするセントラルミッドフィールダー。ボールタッチに秀でた司令塔に近いタイプとしての一面も兼ね備え、一列高い位置でも真価を発揮するはずだ。攻守に渡り貢献度が高いため、どのクラブでも重宝される存在だろう。