名前 | コナー・ギャラガー(Conor Gallagher) |
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生年月日 | 2000年2月6日 |
国籍/出身 | イングランド(エプソム) |
身長 | 182cm |
ポジション | DMF/CMF |
所属 | チェルシー |
若手台頭の流れに乗ることが期待されるチェルシーの逸材
プレー動画
経歴
■ 2001-2019年(幼年期~チェルシー)
イングランド・サリー州のエプソムに生まれた彼は、地元のエプソム・イーグルスでサッカーを始めている。4人兄弟の末っ子であり、3人の兄であるダニエル、ジェイク、ジョシュもノンリーグなどでプレーする選手であるなど、兄の背中を追うように幼年期を過ごしていた。家族はチェルシーのトレーニング施設・練習グラウンドがあるロンドン市内のコブハムから車で10分程度の場所に住んでいたため、生粋のチェルシーファンの家庭にて育っている。そんな彼は6歳で(クラブ公式では6歳と紹介されているが、8歳とも記載も見られる)チェルシーのアカデミーに加入し、家族で唯一現在もチェルシーに所蔵している選手として大きな期待を受けるようになった。
チェルシーU16ではサイドの位置でプレーしていたが、2016/2017年シーズンよりチェルシーU18に昇格すると現在の中盤のポジションを確立しており、16歳ながら初年度で31試合に出場し、カラム・ハドソン=オドイやメイソン・マウントと共にチームのトレブル達成を経験した。同シーズン内では、2017年3月にチェルシーU23のデビューも飾るなどユースの黄金世代を支える存在として注目を集めている。2017/2018年シーズンも引き続きU18を中心にプレーしていた彼は、UEFAユースリーグでも決勝戦を除く7試合に出場しチームの準優勝に貢献した。
2018/2019年シーズンからは正式にチェルシーU23に昇格を果たし、プレミアリーグ2(U23リーグ)を中心に出場機会を重ね、2年目の挑戦となったUEFAユースリーグでは昨年以上に出場機会を得ながらも再び決勝で敗れており悔しい経験を味わった。また同シーズンはメイソン・マウントやリース・ジェームズも過去に表彰を得た、アカデミ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれており、そのまま2018年10月にチェルシーとのプロ契約を締結している。
■ 2019年(チャールトン)
2019/2020年シーズンはチェルシーの多くの若手の登竜門となる期限付き移籍にて、チャンピオンシップ(イングランド2部)に所蔵するチャールトン・アスレティックに加入。同チームでは開幕から主力に定着しており、ここまでリーグ戦の全試合に出場するなど16試合5得点2アシストの好成績で充実なシーズンを過ごしている。
代表歴
2017年のU-17ワールドカップではイングランドU17代表として優勝を経験しており、その後もU18~U20まで着実に選出されながら、2019年10月にはイングランドU21でのデビューを飾っている。
移籍の噂
2018年10月に交わしたチェルシーとの契約は2022年6月末までとなっている。現在はチャールトン・アスレティックに期限付き移籍であるが、2020/2021年シーズンからチェルシーに復帰することも大いに期待されている。現在のチェルシーは補強禁止処分の影響により、若手プレーヤーがトップチームで台頭していることもあるため彼にもチャンスが訪れるのではないかという考えだ。彼と同じようにチャンピオンシップでの期限付き移籍を経て、今季のランパードに起用されている選手としても、メイソン・マウントやタミー・エイブラハム、リース・ジェームズ、フィカヨ・トモリが挙げられるように彼もこの流れに乗ることができるはずだ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2019-20 | スウォンジー | on loan |
2020-21 | WBA | on loan |
プレースタイル
ボックス・トゥ・ボックスな選手であり中盤の底から攻撃的な位置まで多くのポジションでの適性を見せるユーティリティ性に満ちたオールラウンダーなミッドフィールダーであると言えるだろう。攻守に渡ってチームに貢献する様は献身的であり、彼のアイドルがフランク・ランパードであることもうなずける。