カルロス・パラシオス

選手紹介
名前カルロス・パラシオス(Carlos Palacios)
生年月日2000年7月20日
国籍/出身チリレンカ)
身長180cm
ポジションWG/AMF
所属ウニオン・エスパニョーラ

繊細なプレーで魅了するチリの約束された逸材

プレー動画          

経歴             

■2000-2020年(幼年期~ウニオン・エスパニョーラ)

チリ・サンティアゴ県にあるコミューンのレンカに生まれ、2歳の頃からボールと切り離せないような少年だったという。そして10歳となる頃より地元のサンティアゴ県を本拠地とするサンティアゴ・モーニングにてクラブキャリアをスタートさせていた。

そこから数年後の月日が流れた2012年に現在のウニオン・エスパニョーラにステップアップを果たすと、17歳でメインチームのトレーンングに参加するまでに成長を遂げており、下部組織内でも有望な選手として認知されている。そして2018年4月に行われたプリメーラ・ディビシオン(チリ1部)第7節のウニオン・ラ・カレラ戦にてデビューを飾っており、2018シーズンは得点こそ生まれなかったが13試合(249分)に出場した。

2019シーズンはさらに出場時間を伸ばしていくことが予想されていたが、指揮官であるフェルナンド・ディアスは彼を評価しておらず、シーズン前中盤はベンチ入りも許さないような扱いであったという。しかし、途中から指揮官がロナウド・フエンテスに代わると、水を得た魚のようにシーズン終了までの5試合で2得点/2アシストを記録し、本来の評価を取り戻す形となった。2020シーズンは開幕から7試合連続でフル出場を果たしており、COVID-19の影響によって約5ヶ月間の中断を強いられるも、再開後は3試合で3得点/2アシストと好調をキープしている。

代表歴            

チリの世代別代表ではプレーしていないが、2020年11月にワールドカップ南米予選に向けたチリ代表に初招集されており同世代のライバルよりも頭一つ抜け出すことになった。

移籍の噂           

現時点ではヨーロッパからの関心を集めていないが、2021年1月の移籍市場から注目を集めることは間違いないだろう。ウニオン・エスパニョーラとは現時点で2022年12月末までの契約を残している。

プレースタイル        

デビュー当時は攻撃的なミッドフィールダーとして自身のアイドルであるファン・ロマン・リケルメに例えられる存在であったが、現在はウィンガーとしての新境地を開拓している。スペースを見つける動きが得意であり、180cm/75kgの筋肉質な体型による半ば強引な突破も可能な面も魅力的だろう。また、中央でプレーしていた際のパスセンスがウィンガーとしても活きており、ピンポイントでのクロスパスは多くのチャンスを演出している。

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