名前 | アンドレス・アマヤ(Andrés Amaya) |
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生年月日 | 2001年4月24日 |
国籍/出身 | コロンビア(バランカベルメハ) |
身長 | 170cm |
ポジション | RWG |
所属 | アトレティコ・ウイラ |
シンデレラボーイとなったバナナ売りの少年
プレー動画
経歴
■ 2001-2017年(幼年期~アトレティコ・ウイラ)
コロンビアの中心部に近い都市であるバランカベルメハに生まれた彼だが、幼年期は非常に貧しい生活を送っていたと言う。両親は定職に就いておらず、毎日職探しの日々だったことから彼を含めた6人兄弟は幼年期から自分らの生活のために小さな仕事をしていたと語る。当時の彼、ババナ農園で働いており、バナナを売る仕事でお金を稼いでいたそうだ。
そんな生活の中でも、サッカーの才能は特出したものを持っており、15歳の時に新しい機会を求めて家を出ること決心した。そしてコロンビア南部の都市 ネイバ に渡った彼は、アトレティコ・ウイラの入団テストを受けたという。そして無事にアトレティコ・ウイラへの所属が決まった彼は、2017年4月6日のプリメーラA(コロンビア1部)第6節のリオネグロ戦で15歳ながらリーグデビューを飾るまでにステップアップを遂げる。第11節~第12節では初ゴールを含む、2試合連続弾を決めるなど15歳~16歳で臨んだルーキーイヤーは8試合で2得点を記録した。
■ 2018-2019年(アトレティコ・ウイラ)
2年目を迎えた2018年シーズンは、より出場機会を増やし、シーズン全体で20試合に出場したが、得点としては1得点に留まるなどやや不完全燃焼となった。また2018年10月には英国紙ガーディアンが毎年選出しているNext Generation 2018にも選出されるなど、国外でもその名が伝えられるようになった。そして年が明けて2019年シーズンが始めると、第2節のウニオン・マグダレナ戦でシーズン初ゴール、第6節のデポルティボ・パスト戦でも得点を記録するなど本格的な活躍が期待される。
代表歴
世代別代表としてのキャリアは不明だ。
移籍の噂
2018年末にはマンチェスター・シティとASローマが関心を持っていると報じられ、2019年4月に国外への移籍が可能となる18歳の誕生日に合わせて交渉が進められるとされている。2022年までの契約期間を残してるだけに、アトレティコ・ウイラは約300万ユーロの移籍金を要求しており、その金額に見合う評価をするクラブに移ることとなるだろう。彼自身の夢としてはスペインでのプレーを希望しており、中でもレアル・マドリードは特別な夢だと語っている。
プレースタイル
クリスティアーノ・ロナウドとコロンビアリーグで何度も得点王に輝いた経歴を持つダイロ・モレノを自身のプレーモデルとしている。ゴール前の嗅覚を持ち味とし、170cmの身長ながらポジショニングで相手を凌駕し得点を量産する面も持っている。本職はサイドの選手ではあるが、中央でのプレーにも活路を見いだせるのではないだろうか。