名前 | アルバロ・レイバ(Álvaro Leiva) |
---|---|
生年月日 | 2004年12月28日 |
国籍/出身 | スペイン(アルヘシラス) |
身長 | 173cm(※推定) |
ポジション | WG/SS |
所属 | アルヘシラスCF |
スペイン3部で輝きを放つアルヘシラスの宝石
プレー動画
経歴
■2004-2022年(幼年期~アルヘシラスCF)
スペイン・アンダルシア州カディス県の基礎自治体であるアルヘシラス。イギリスの海外領土であるジブラルタルの対岸にあり、モロッコ王国からも近いスペイン南部の都市にて彼は生まれ育っている。サン・ガルシアでキャリアをスタートさせると、モニトレスやタラキージャといった地方クラブでのプレーを経て、現在のアルヘシラスCFには到着した。小さなクラブの選手であったが、父のセバスティアン・レイバは息子がカディスCFやレアル・ベティスといったカディス県ないしアンダルシア州を代表するクラブのトレーニングにも招待されていたことを明かしている。
この投稿をInstagramで見る
そんな彼のシーズン成績が残されているWebサイトでは、2019年9月にフベニルA(U19)でのデビューを14歳にして飾っており、同2019/20シーズンはカデテ(U15~U16)を中心としながら28試合で18得点と才能が開花。翌2020/21シーズンではフベニルAで15試合10得点の活躍が評価されたことで、2021年3月にはセグンダ・ディビシオンB グループ4(スペイン3部)第18節のアトレティコ・サンルケーニョCF戦にてアルヘシラスCFのトップチームデビューを達成した。このときのデビュー年齢はわずか16歳2ヶ月21日となっている。
2021/22シーズンを迎えると新たな指揮官として就任したイバン・アニアの信頼を勝ち取り、第17節を消化した時点で全17試合での出場は勿論のこと、うち13試合で先発起用されるなど充実していた。新たに創設されたプリメーラ・ディビシオンRFEF グループ3(スペイン3部)第6節のセビージャ・アトレティコ戦では初ゴールを記録し、リーグ戦では17試合で3得点1アシストと活躍しているところだ。アルヘシラスが所属しているグループ3にはバルセロナ、セビージャ、ベティス、レアル・マドリード、ビジャレアルのBチーム(リザーブ)が対戦相手として在籍していることから、こうしたラ・リーガ(スペイン1部)のクラブからもひときわ関心を集めるようなシーズンとなっている。
代表歴
COVID-19の影響や3部クラブの所属ということもあり、スペインの世代別代表としてのキャリアはスタートさせていないと思われる。
移籍の噂
既に国内のビッグクラブからの関心は明白であり、具体的にはレアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、ベティス、セビージャ、ビジャレアルといった名前が挙がっている。なかでも同グループ内のレアル・マドリードへの移籍が有力視され、アルヘシラスとしても過去にベティスへ非公開の移籍金で売却したフアン・セラーノのように現金化することも理解しているという。そんなアルヘシラスとは2025年6月末までの契約を新たに伸ばしているが、引き抜きに備えたものと思われるため、最短で2022年冬の移籍市場で動きが見られるだろう。
RENOVADO 🔴⚪️El canterano Alvaro Leiva amplia su compromiso con el Algeciras Clúb de Fútbol hasta 2025.
Link a la info completa 👉 https://t.co/TuTJE5vSMp#UnaPasiónEspecial #UnaLigadePRIMERA #PrimeraRFEF pic.twitter.com/iJsYw1Wn3m
— Algeciras CF (@AlgecirasCF) August 18, 2021
プレースタイル
左ウィングを定位置としながらもポジショニングを中央寄りにプレーすることも得意としている選手であり、プレーメーカーの一面も持っているストライカー気質だと言えるだろう。ドリブルによる推進力に優れ、1vs1は当然のこと対複数人にも引けを取らないスキルはアルヘシラスの武器となっている。推定身長は173cm程度だが重心が安定した体格を有しており、足の振りが速いシュートまでの一連の流れをブレなく実行できるのも彼の強みだ。また、非凡なパスセンスも持っているため起用の幅は広いものになると予想される。