名前 | アルベルト・ソロ(Alberto Soro) |
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生年月日 | 1999年3月9日 |
国籍/出身 | スペイン(エヘア・デ・ロス・カバジェロ) |
身長 | 173cm |
ポジション | AMF/RWG |
所属 | レアル・サラゴサ |
指揮官の信頼を得ているサラゴサの新たな至宝
プレー動画
経歴
■ 1999-2018年(幼年期~レアル・サラゴサ)
スペイン北東部のアラゴン州サラゴサ県の町、エヘア・デ・ロス・カバジェロスに生まれた彼は、地元のSDエヘアでキャリアをスタート。2009年よりアラゴン州を代表するクラブであるレアル・サラゴサのカンテラ(下部組織)に移っているため、幼少期の多くはレアル・サラゴサによって構成されたものとなっている。サラゴサのカンテラーノとしてはアンデル・エレーラ(現マンチェスター・ユナイテッド)に匹敵する逸材として数えられると、2017年5月14日にはテルセーラ・ディビシオン(スペイン4部)のADCFエピラ戦にてRZデポルティボ・アラゴン(サラゴサB)としてシニアデビューを飾るまでに成長し、トップチームでのプレーを望む声が大きくなっていた。
■ 2018-2019年(レアル・サラゴサ)
こうした中でプレシーズンキャンプに帯同した彼は、当時のトップチームでは多くの負傷者が出ていたことで試される機会が増えると、テストマッチであるレアル・ソシエダ戦での活躍もあり、イマノル・イディアケス監督に認められるようにしてトップチームに留まることが許された。
2018年8月25日、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第2節のCFレウス・デポルティウ戦で後半40分にディオゴ・ベルダスカに代わってトップデビューを飾ると、第4節のレアル・オビエド戦ではプロ初ゴールを記録するなど少ない出場時間の中でも印象的な活躍を残していた。その出場時間の少なさも、トップチームの監督人事によって解消され、シーズン3人目の監督となったビクトル・フェルナンデスが就任してからはフル出場の機会も増えるなど、充実したシーズンを過ごしている。
代表歴
2017年にスペインU-18代表として幾つかの試合に出場した。
移籍の噂
レアル・マドリード、FCバルセロナ、マンチェスター・シティなどからの関心を集めていた彼は、2018年10月にレアル・サラゴサと2022年6月末までの新たな契約を交わしている。給与面では最低賃金レベルのものとされているが、バイアウト条項として600万ユーロが設定されているため、将来的な売却には前向きなのだろう。本人は「もちろん、サラゴサでプレーを続けたい。僕はサラゴシスタ(サラゴサのファンの意)で、ここで成長してきた。プロになる機会も与えてくれたし、子供の頃からサラゴサの色を感じている。」とサラゴサへの愛を語っているため、残留の道も考えられる。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2019-20 | レアル・マドリード | 250万ユーロ |
2019-20 | レアル・サラゴサ | on loan |
2020-21 | グラナダCF | 270万ユーロ |
プレースタイル
サラゴサでは4-5-1におけるアタッキング・ミッドフィールダー、右ハーフとしての起用が主であり、どのポジションでも秀でたスキルを見せている。スペイン人特有のスキルの高さで個人で打開できる実力を持っている傍ら、機転の効いたパスセンス、正確で強烈なシュートセンスを保有しているなどバリエーションに富んだ選手だ。