名前 | アラン・ヴィルジニウス(Alan Virginius) |
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生年月日 | 2003年1月3日 |
国籍/出身 | フランス(ソワジー・ス・モンモランシー) |
身長 | 175cm |
ポジション | WG |
所属 | FCソショー |
大化けの可能性を漂わせるソショーの新鋭ウィンガー
プレー動画
経歴
■2003-2018年(幼年期~アンタントSSG)
フランス・パリ郊外に位置するソワジー・ス・モンモランシーに生まれた彼は、6歳となった2009年より地元のFCソワジー・ス・モンモランシーにてサッカーを始めていた。同クラブでは約8シーズンの長期間を過ごしており、フットボールのいろはを学んでいる。その後、INFクレアフォンテーヌでのトレーニング(同時期にはハンニバル・メイブリも在籍していた)を経て、2017/18シーズンの1年間をアンタントSSGにてプレー。2018年7月から現在のFCソショーに加入した。
■2018-2021年(FCソショー)
ソショーでの最初のシーズンはU17カテゴリとなり、27試合(うち17試合での先発出場)で6得点5アシストの成績を収め、チーム内では3番目に長い出場時間と、チーム内で6番目の得点数を記録した。初年度からまずまずの結果を残した彼は、2019/20シーズンもU17からのスタートとなり、そこでは14試合11得点5アシストと初年度上回る活躍にて、新たにU19カテゴリでも出場機会を与えられるなど才能が開花。
2020年7月にはソショーとの最初のプロ契約にサインし、2020/21シーズンはトップチームに帯同すると、リーグ・ドゥ(フランス2部)第4節のロデーズAF戦にてトップデビューを飾っている。第14節のASナンシー戦で初ゴールを記録し勢いに乗ると、第24節のFCシャンブリー・テル戦では初めての先発出場に応えるように2得点1アシストの大車輪の活躍で注目を集めている。
代表歴
2019年2月にフランスU16にて世代別代表のキャリアをスタートさせると、2019年4月に開催されたモンテギュー国際大会(U16トーナメント)では4試合で1得点を記録している。同時期にはフランスU17でのデビューも飾っている。
移籍の噂
FCソショーとはプロ契約にサインした2023年6月末までの契約期間を残している。現時点では他クラブからの関心については報じられていないが、見つかるのも時間の問題だろう。
プレースタイル
ソショーのトップチームでは右ウィングを定位置としており、並外れた右足のテクニックとスピードを組み合わせたスタイルにて相手ディフェンスを無効化することを得意としている。既にボールを持った際に何かをやってくれるだろうという雰囲気をまとっており、175cmと物理的な強さは持っていないがパスやフィニッシュまでの一連の流れは完成されたものを持っている。局面を変えたい際のスーパーサブとしての役割を与えられるなかでも、FCシャンブリー戦でのパフォーマンスによってスターターとしても貢献できることを証明した。リーグ・ドゥの舞台でより洗練された存在となればトップカテゴリでも十分に通用するだろう。