名前 | アーコシュ・スイゲベル(Ákos Zuigéber) |
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生年月日 | 2002年11月8日 |
国籍/出身 | ハンガリー(ブダペスト) |
身長 | 175cm |
ポジション | WG |
所属 | MTKブダペスト |
第1回大会以来の出場権を手にした古豪を牽引するストライカー
プレー動画
経歴
■ 2002-2019年(幼年期~MTKブダペスト)
ハンガリーの首都ブダペストに生まれた彼は、7歳の頃よりウーイペシュトFCにてキャリアをスタートさせ、2012-13シーズンまで在籍していた。その後、現在のMTKブダペストのユースに加入した彼は、一般的なサッカーの他にビーチサッカー(所属:Energia SC Gyöngyös)とフットサル(所属:エールディVSE)も兼任しながら様々な形でサッカーに明け暮れている。彼が本格的に才能を開花させたのは、U14リーグのことであり26試合で48得点を記録すると、以降は昇格しカテゴリに変化がありながらも常にストライカーとしてチームを牽引する存在へと成長を遂げていた。
2019-20シーズンを迎えるにあたり、2019年6月にMTKブダペストとの最初のプロ契約を締結した彼は、2019年8月4日のネムゼティ・バイノクシャーグⅡ(ハンガリー2部)第1節 チャークバールTK戦にてトップデビューを果たしている。第3節のドロギFC戦ではプロ初ゴールを含む2得点を記録しており、16歳という若さで2部リーグながらブレイクの兆しを見せている。
代表歴
ハンガリーU16を経て、現在はハンガリーU17でのプレーとなっている。2019年U-17欧州選手権では予選ラウンドでノルウェーとボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦で得点を決め予選を通過すると、迎えた本戦では準々決勝でスペインに敗れるも、U-17ワールドカップの出場権をかけた5位決定戦で再びベルギーを破り、1985年(第1回大会)以来となる出場権を手にしている。
移籍の噂
2019年夏にはU-17欧州選手権での活躍もあり、国内外のクラブから関心を寄せられていたが全て拒否しMTKブダペストとのプロ契約を締結している。2022年6月末までの契約を残しているが、MTKブダペストが2部リーグであることからも早い段階で見切りをつける可能性もあるはずだ。
プレースタイル
自身の特徴としてスピードを上げており、また身長は低いながらもガッシリとした体格を持っているため当たり負けをしない強さも特徴的だ。足場が砂地で通常よりも疲れるビーチサッカーや、卓越したスキルが求められるフットサルの両方で多くの経験と学びを得ており、これらが総合的に彼の得点力に結びついていると言えるだろう。