名前 | フィリップ・マルフウィンスキ(Filip Marchwiński) |
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生年月日 | 2002年1月10日 |
国籍/出身 | ポーランド(ポズナン) |
身長 | 187cm |
ポジション | AMF/CF |
所属 | レフ・ポズナン |
今日のレフ・ポズナンが誇る最大のダイヤモンド
プレー動画
経歴
■ 2002-2018年(幼年期~レフ・ポズナン)
ポーランド西部にある古都ポズナンに生まれた彼は、5歳の頃よりUKSスクジェボにて最初のコーチであるZbigniew Huchwajdaの下でサッカーを始めると、2009年(7歳)より現在のレフ・ポズナンの下部組織に加入。既にジュニアクラスではレフ・ポズナンでも屈指の存在感を放つ一人だったという。2017年に怪我によって長い離脱期間がありながらも、復帰後のパフォーマンスには影響も見られず、ポーランドのユース選手権を制したことでレフ・ポズナンのリザーブチームに昇格する機会を得ている。
■ 2018-2019年(レフ・ポズナン)
ポーランドⅢリガ(ポーランド4部)に所属するレフ・ポズナンⅡ(リザーブチーム)に昇格した彼は、2018年8月15日のMieszko Gniezno戦でシニアデビューを飾っており、シニアデビューから4戦目となるPolonia Środa Wielkopolska戦では初ゴールを記録するなどリザーブチームでは12試合で3得点を記録。これらの活躍によって2018年11月にプロ契約を締結した彼は、1ヶ月後の同年12月16日のエクストラクラサ(ポーランド1部)第19節 ザグウェンビェ・ソスノヴィエツ戦にて後半26分よりトップデビューを飾ると、デビューから15分後にはプロ初ゴールを記録したことによりレフ・ポズナンにおける史上最年少での得点記録として歴史に名前が刻まれている。また、第32節のレギア・ワルシャワとの大一番では途中出場ながらチームの勝利を呼び込む決勝ゴールを記録するなど、シーズンを通してトップチームでは11試合に出場し2得点1アシストの成績で終えている。
代表歴
2017年からPrzemyslaw Maleckiが率いるポーランドU16に招集を受け、現在も同監督が率いるポーランドU17でのプレーにて、チームの貴重な得点源としてポーランドを牽引している存在だ。
移籍の噂
2018年11月にレフ・ポズナンとの契約を締結した彼は、2021年6月末までの契約期間を残している。既にナイキ社とも契約を交わしている彼に対しては、欧州の列強クラブからの関心も伝えられているがクラブが交渉に応じるかは不透明なところだろう。
プレースタイル
まだ判断材料が少ないため見定める必要性はあるが、今日のレフ・ポズナンで最大のダイヤモンドであると称されることに対しての疑問はないだろう。2列目の攻撃的なミッドフィールダーの位置が本職であるが、センターフォワードにも適合しており重要な舞台で結果を残している姿はとても17歳とは思えない落ち着きを払っている。レギア・ワルシャワ戦での得点が前線から自身でボールを奪ってからの単独ゴールであることを見ると、献身的な守備も厭わない選手であることも感じさせる。