名前 | トマス・チャコン(Thomás Chacón) |
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生年月日 | 2000年8月17日 |
国籍/出身 | ウルグアイ(パルミタス) |
身長 | 164cm |
ポジション | AMF |
所属 | ダヌビオFC → ミネソタ・ユナイテッド |
※トーマス・チャコンとも表記が考えられる
異端な存在としてダヌビオを牽引する小さきファンタジスタ
プレー動画
経歴
■ 2000-2018年(幼年期~ダヌビオFC)
ウルグアイ西部のソリアノ県にある人口2100人程度の小さな町、パルミタスに生まれた彼は、2014年より現在のダヌビオFCの下部組織に加わった逸材だ。ダヌビオU-14から数えると、ユース時代には100試合以上のゲームでプレーをしており、2017年シーズンからはトップチームとの練習にも帯同をするようになっていた。そして、2017年11月23日に行なわれたプリメーラ・ディビシオン・クラウスーラ(ウルグアイ1部リーグ後期)第13節のエル・タンケ・シスレイ戦で後半の頭からの起用にてトップデビューを果たしている。このデビューはダヌビオFCの歴史において、2000年生まれ以降の選手としては初めての事例となり、大きな注目を集めた。これらを含む、2017-2018年シーズンの2年間ではトップチームで7試合に出場した。
■ 2019年(ダヌビオFC)
2019年シーズンを迎え、新たにマルセロ・メンデスが就任したことにより彼の環境は一変。開幕戦から出場機会を与えられると、第4節のCAリーベル・プレートを相手にはプロ初ゴールを記録しており、その後の試合でもコンスタンスに先発出場を重ねておりチームの中心選手としての立ち位置を確立した。8節を終えた時点で既に2得点を挙げており、本格的なブレイクを果たすであろうシーズンとなる勢いだ。
代表歴
ウルグアイU15~U20までの各世代代表の常連選手として活躍をしており、U15としてはU-15南米選手権で準優勝を経験するなどエリートとして知られている。現在は、ファビアン・コイトが率いるウルグアイU20に選ばれているが、中心的な存在へと遂げているクラブでのプレーが優先されるだろう。
移籍の噂
具体的な移籍の噂は報じられておらず、ダヌビオFCとの契約期間も明かされていない。
プレースタイル
ブロンドヘアをなびかせる彼のプレーには否が応でも目に留まる。低身長と言われる中でも、それらをさらに下回る164cmの身長には弱点として不安視する声も大きいが、ウェイトを60kgにするなど努力によりカバーしている。彼の最たる武器である技術的な価値の高さは卓越したものを持っており、体格面でのハンディを感じさせないスタイルにて多くのチャンスを演出するゲームメイカーだ。異端な存在である彼だが、ウルグアイのトップリーグでも充分に通用しているため、将来的な欧州進出も視野に入ることが見込まれる。