名前 | ケナン・ユルディズ(Kenan Yildiz) |
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生年月日 | 2005年5月4日 |
国籍/出身 | ドイツ/トルコ(レーゲンスブルク) |
身長 | 183cm |
ポジション | AMF |
所属 | バイエルン・ミュンヘン |
※ケナン・イェルディズ、ケナン・イェリディズ、ケナン・イルディズとも表記されるだろう
幼少期から注目を集め続けているバイエルンの至宝
プレー動画
経歴
■2005-2012年(幼年期~レーゲンスブルク)
父親はトルコ共和国のアフィヨンカラヒサール出身のトルコ人であり、母親はドイツ人といった家庭にてドイツ連邦バイエルン州のレーゲンスブルクに育っている。最初に所属したのは第二次世界大戦後の復興後に設立されたSVザーラン・レーゲンスブルクとなっており、4歳からボールを蹴り始めていた。その後、近隣のSSVヤーン・レーゲンスブルクをプレーしていたところを対戦相手でもあったバイエルン・ミュンヘンによって引き抜かれ、わずか7歳の2012年より名門クラブの一員となっている。
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■2012-2021年(バイエルン・ミュンヘン)
国内外問わずに多くの才能が集結していたクラブにおいても才能は傑出しており、ユース世代の様々な大会で最優秀選手勝(MVP)に選ばれた姿はYouTubeや自身のInstagram上にも記録されているなど、彼が若くしてチームの中心選手になっていたことを確かめることが可能だ(下記の映像はメルクール・カップ2016)。
2017/18(12歳)をU14、2018/19(13歳)をU15、2019/20(14歳)をU16といったように2歳上のカテゴリを中心にプレーすることが常であったが、難なく適応。2020年頃からは成長期が訪れたことで身長も伸びているなど、彼にとって追い風となる事象であった。現在は2021/22シーズンに向けたバイエルン・ミュンヘンU17のプレシーズントレーニングに臨んでおり、COVID-19の影響で開催が滞っていた国内リーグでの活躍に期待が集まっている。
代表歴
世代別代表のキャリアについてはCOVID-19の影響もあり対象年代の活動自体が行われていない。父親がトルコ人であるため、将来的にトルコ代表を選択できる権利を持っており、自身のInstagramでもトルコ国旗を強調していることからもトルコ寄りに気持ちが傾いていると思われる。
移籍の噂
バイエルン・ミュンヘンとは2022年6月末までの契約となっており、プロ契約の暁には長期契約を交わすことが既定路線となっている。トップデビューが夢であることは当然であるため、実現までには移籍の可能性も低いのではないか。
プレースタイル
バイエルン・ミュンヘンのユースでNo.10を着用しており、攻撃的なミッドフィールダーを主戦場とする。プレースキックを右足で蹴っているが、流れの中では左足も多用するなど両利きと言っても過言ではない精度を持っている。また、チャンスメイク力が非常に長けており、両利きであるため利き足に持ち替えることなくスムーズにプレーできるため、どの位置でボールを受けても驚異となる存在感はチーム内でも随一だ。身長も一般的に必要とされる基準まで伸び続けているため、これまでの小柄なファンタジスタから卒業し、プレーの幅を広げていくことも期待できるだろう。