名前 | アラン・ベラスコ(Alan Velasco) |
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生年月日 | 2002年7月27日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(キルメス) |
身長 | 167cm |
ポジション | LWG/SS |
所属 | インデペンディエンテ |
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プレー動画
経歴
■2020-2020年(幼年期~インデペンディエンテ)
アルゼンチン・ブエノスアイレス州の都市であるキルメスに生まれた彼は、地域クラブのSan JuanやChacabucoで初期のキャリアを歩んでいた。彼が10歳の誕生日を直前に控えた2012年、チームメイトのラミロ・ロボと共に入団テストを経て現在のインデペンディエンテに加入している。ユースでは中心選手としてチームを牽引しており、セプティマ・ディビシオン(U16)ではアレハンドロ・フェルナンデスの下で主将を任されるなど将来が有望視される少年であった。
同時期の2018年10月にはチームメイトのロドリゴ・マルケスと共に最初のプロ契約を締結すると、以降はユースをメインにしながらもトップチームの練習に参加する日々が続いており、2019年5月に行われたコパ・スダメリカーナのリオネグロ・アギラス(コロンビア)戦にて16歳ながらトップデビューを飾っている。2019/20シーズンは合計しても1試合(90分)にも満たない出場時間であったが、2020/21シーズンに入ると立場は一変。期待を込めて背番号「9」を与えられた彼は、リーベル・プレートを相手に2得点を奪う活躍など得点力が開花しており、アルゼンチンでも有数の存在に名乗りを上げている。
代表歴
アルゼンチンU15から世代別代表に選出されている彼は、2019年のU17南米選手権でもアルゼンチンU17の優勝メンバーとして貢献しており、そのままU17ワールドカップの本大会メンバーにも選出されるなどパブロ・アイマールの下でスーパーサブとしての役割を与えられている。
移籍の噂
彼に対しては18歳の誕生日を迎えた2020年夏から争奪戦が繰り広げられており、ニューカッスルやASモナコ、オリンピック・リヨン、パルマなどのヨーロッパからの関心のほか、アメリカのクラブからも熱視線を集めているという。具体的にMLSのクラブからは1400万ドルのオファーが届いたが、インデペンディエンテはそれを拒否しており、彼には2500万~3000万ドルの価値があるとして相応の金額を求めている。
プレースタイル
167cmと小柄なアタッカーであり左ウイングを本職としているが、現在は1.5列目の中央に近い位置での適性を見せておりゴール前での脅威となっている。足元の技術に優れ、重心を低くしたドリブルを武器にステップオーバーやボディフェイントなど体格の大きいディフェンスを相手を手玉に取るようなプレーを得意としている。また、見た目からは想像がつきにくい強烈なシュートや自身の得意パターンに導くためのスペースを見つける動きといった部分も評価できるだろう。周囲からはアグエロやロッベンにも例えられているが、彼のアイドルはエデン・アザールだ。