名前 | ダシュミル・エレジ(Dashmir Elezi) |
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生年月日 | 2004年11月21日 |
国籍/出身 | 北マケドニア(テトヴォ) |
身長 | 174cm |
ポジション | WG/CF |
所属 | KFシュケンディヤ |
シーズン103得点を記録したマケドニアの神童
プレー動画
経歴
■2004-2020年(幼年期~FKシュケンディヤ)
北マケドニア共和国の北西部に位置するテトヴォに生まれた彼は、地元を本拠地とするKFシュケンディヤの下部組織にて育てられていた。彼の名前が知れ渡るきっかけとなったU13カテゴリでの活躍は驚異的であり、2016/17シーズンの25試合で103得点54アシストという現実離れした記録によってクラブから記念ユニフォームを進呈されるなど12歳ながら高い評価を手にしていた。
2018年には13歳でシュケンディヤU16としてカップ戦の優勝に貢献しており、2019/20シーズンは14歳ながらU19に昇格するなど飛び飛び級ともいえる特別な待遇でプレーとなっていた。彼の勢いはここでは留まることをしらず、16歳の誕生日を迎えた翌日のFCシュクピ戦にてトップデビューを飾ると、同試合でいきなり得点を記録するなど当然だがクラブ史上最年少での得点記録(16歳1日)を樹立。以降に開催されたすべての試合に出場するだけでなく、既に3得点を記録しているなど国内外を騒がせる存在となっている。
代表歴
マケドニアU15・U17での出場歴を持っているが、フル代表に飛び級で選出される可能性も否定できない。
移籍の噂
現時点でシュケンディヤとはプロ契約を締結した記述は見られない。18歳までは国内でプレーすることが予想されているが、徐々にトップクラブからのアプローチを受ける報道も増えていくだろう。
プレースタイル
ウィングとセンターフォワードないしシャドーでプレーすることが可能なストライカーであり、体格的に上背はないが重心の低い安定したフィジカルを特徴として持っている。そのため彼の得点シーンには派手さは少なく、相手ディフェンスを駆け引きの末に上手く剥がすことなどといった質の高いオフ・ザ・ボールの動きにてゴールの量産体制を形成しており、データとして現れている決定力もフリーポジションを築いた上でのチャンスであるため高い数値に導かれるのだろう。サイドでボールを受けた際にも、相手GKと最終ディフェンスの間へピンポイントでクロスを供給できるなどアシスト力も魅力だ。