名前 | アンジェロ・ガブリエウ(Ângelo Gabriel) |
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生年月日 | 2004年12月21日 |
国籍/出身 | ブラジル(ブラジリア) |
身長 | 173cm |
ポジション | WG |
所属 | サントスFC |
※アンジェロ・ガブリエル、アンジェロ・ボルヘスとも表記されるだろう
史上2番目の若さでデビューした15歳のサントス・ブランド
プレー動画
経歴
■2004-2020年(幼年期~サントスFC)
ブラジルの首都ブラジリアに生まれた彼は、小さな田舎にて牧場を経営する中流家庭にて育っていた。現在のサントスFCには9歳であった2014年より加入しており、当時から才能が飛び抜けた逸材だったという。よりサッカーに専念できるようサンパウロに家族と引っ越すと、12歳の時点でサントスU15でプレーするようになっていた。2019年は14歳ながらU15サンパウロ州選手権で17試合/5得点/6アシストを記録している。しかし、その一方でコクサッキーウイルスB型に感染し、髄膜炎やチクングニア熱の症状で死を覚悟するような経験もしていたという。
COVID-19の影響によって2020年の前半戦はプレーできる環境になかったが、2020年7月に再開されると15歳でサントスU20に組み込まれ、U20リーグでは5試合/2得点を記録。その後、2020年10月からはサントスの監督であるクカ(アレクシ・スティヴァウ)によってトップチームに引き上げられると、同月25日に行われたセリエA(ブラジル1部)第18節のフルミネンセ戦にてプロデビューを飾っている。また、このデビューはクラブ史上において1958年に記録されたコウチーニョの14歳11ヶ月6日に次ぐ、15歳10ヶ月4日の年齢にて王様ペレやネイマールといったレジェンドよりも早いデビューとなった。
代表歴
U15南米選手権(2019)を代表するブラジルU15に選出されており、サヴィオがファーストチョイスであったことから出場機会は少なかったが、同大会では5回目となる大会制覇を経験した。2020年3月にはモンテギュー国際大会のためにブラジルU16に招集されるも大会はCOVID-19の影響によって中止、同年10月にはブラジルU17にも招集されていたが今度は彼自身がCOVID-19に感染したことで離脱を強いられている。
移籍の噂
サントスFCとは16歳となるまで正式なプロ契約を締結できないが、2020年10月にそのプロ契約を締結するための事前契約に署名しているため、12月にプロ契約を締結することは既定路線となっている。その際にヨーロッパからの引き抜きに備えた多額のバイアウト条項が設定される見通しだ。
プレースタイル
右ウィングを定位置とするスピード特化型のウィンガーであり、ブラジル人らしさのあるボディフェイントや細かなタッチによって積極的に突破を図るドリブルを得意としている。スピードに長けているためボールを保有していない際でもスペースさえあれば相手を置き去りにできるため、フィニッシャーとしてのポテンシャルも秘めているだろう。