名前 | メルヴァン・バール(Melvin Bard) |
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生年月日 | 2000年11月6日 |
国籍/出身 | フランス(エキュリー) |
身長 | 173cm |
ポジション | LSB/LMF |
所属 | オリンピック・リヨン |
※メルビン・バードとも表記される
次なるブレイクが期待されるリヨンの新たな才能
プレー動画
経歴
■2000-2016年(幼年期~Domtac FC)
フランス南東部に位置するローヌ県のエキュリーに生まれた彼は、ラルブレルのFC du Pays de L’Arbresle(FCPA)にて5歳の頃からキャリアを始めている。3年間を同クラブで過ごした後、父親がコーチを務めることになったアマチュアクラブのDomtac FCに加入しており、U13(2012/13シーズン)にはプロクラブのスカウト陣の目を引いていたという。なかでもASサンテティエンヌには最も移籍が近づいていたが実現していない。
ただ、その段階ではプロクラブとの契約にはこぎつけず、父親の説得もあり忍耐強く日々のトレーニングに励んでいた。そしてDomtac FCのU15で2年間、U17で1年間を過ごしていた彼は、RCストラスブールからのオファーが届きながらも、2016年9月に現在のオリンピック・リヨンに加入している。
■2016-2020年(オリンピック・リヨン)
リヨンでの3シーズン目を迎えた彼は、U19とフランス全国選手権2(フランス4部)を戦うオリンピック・リヨンB(リザーブ)でプレーしており、Bチームではリーグ戦で12試合に出場、UEFAユースリーグ(U19)ではベスト8でFCバルセロナに敗れるも全試合に出場した。2019/20シーズンはBチームでも主軸を担い2019年8月に初めてのプロ契約を交わすと、2019年12月にはリーグ・アン(フランス1部)第17節のニーム・オリンピック戦にてトップデビューを果たしている。
2020/21シーズンよりトップチームに正式昇格しており、ルディ・ガルシアの下で左サイドバックの2番手として戦力に見込まれながら、第4節のニーム・オリンピック戦では初めてのフル出場を果たすなどファーストチョイスになれる可能性も見せているところだ。
代表歴
リヨンに移籍後、わずか10ヶ月でフランスU17に選出されるようになっており、2017年のインドで行われたU17ワールドカップでのスカッド入りも果たしている。その後も定期的にフランスの世代別代表に選出されるようになっており、2020年9月にはフランスU21でのデビューも飾った。
移籍の噂
2020年夏の移籍市場ではバイエルン・ミュンヘンを始めとする複数クラブからのオファーを提示されたことで、退団の可能性も浮上していた。しかし、2020年9月にオリンピック・リヨンと新たに2024年6月末までの契約延長を交わすなど、リヨンでプレーすることを選択している。
プレースタイル
左サイドバックを主戦場としているが、Domtac FCの在籍時には得点力が評価されていた選手でもあり、現在も一列前のサイドハーフまたはセンターバックとしても起用が可能なユーティリティ性を持っている。サイドバックとしては積極的なインナーラップとドリブルによる攻撃参加、守備の局面でも1vs1では突破を許さない強さや173cmと小柄ながら高い身体能力を備えているなど高いクオリティを持っている。