名前 | モハメド=アリ・チョ(Mohamed-Ali Cho) |
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生年月日 | 2004年1月19日 |
国籍/出身 | フランス(スタン) |
身長 | 182cm |
ポジション | WG/CF |
所属 | アンジェSCO |
2004年生まれの先陣を切るであろうアンジェの逸材
プレー動画
経歴
■2004-2020年(幼年期~エヴァートン)
フランスのセーヌ=サン=ドニ県のコミューンであるスタンに生まれた彼は、USシャンティイにてキャリアをスタートさせている。その後、2011年2月からパリ・サンジェルマンの下部組織にてプレーしていたが、2015年に両親の仕事の都合でイギリスに移り住むこととなり、11歳の頃からエヴァートンFCに加入している。エヴァートンではセオ・ウォルコットに比較されるようなドリブラーとして注目を集め、ポーランドのクロスノで開催されたProdbud Cup 2016(U13トーナメント)では大会MVPに選出されるなどアカデミーでも期待が寄せられる存在であった。
■2020年(アンジェSCO)
16歳の誕生日を迎えた2020年1月にエヴァートンから離れることを決断した彼は、フランスに戻る形にてアンジェSCOに加入している。多くのヨーロッパクラブのから誘いがあった中、アンジェSCOを選んだ理由としてプロの環境にいち早く加わることができるからと父のイブラヒム・チョは語っている。その言葉どおり、アンジェではU19とBチームに参加し、約4ヶ月後となる2020年5月には最初のプロ契約を締結した。2020/2021シーズンにはトップデビューを飾ることも既定路線だと言われており、2004年世代の先陣を切る存在となるだろう。
代表歴
エヴァートンに所属していた際に、イングランドU15~U16に選出された経歴を持っている。ただ、イギリスのパスポートは持っていないとされているためフランス代表としての道を歩むことだろう。2020年3月にはフランスU16での招集を受けているが、コロナウイルス感染症の影響により中止となっているためデビューには至ってない。
移籍の噂
アンジェとは最初のプロ契約にて2023年6月末までの契約を締結している。来季にアンジェでのトップデビューを飾るのであれば、世界的な知名度を得る可能性もあるため名前を目にすることも増えるだろう。しかし、あくまでもプロの舞台でプレーすることに拘っていると思われるためビッグクラブのユースに所属することに対しては抵抗を感じるはずだ。
プレースタイル
左足の技術に秀でており、持ち前の身体能力による加速力などで相手ディフェンダーを翻弄するウィンガーだ。183cm/73kgの非凡なフィジカルは彼がトップチームに加わることの不安を払拭しており、ウィンガーだけでなく最前線でもプレーが可能な応用幅を持っている。16歳離れした成熟度は「速くて創造的なドリブラー」として称され、アラン・サン=マクシマン、ジョナタン・バンバ、ニコラ・ペペにも例えられている。ちなみに余談だが、彼のファーストネームの由来としてプロボクサーであるモハメド・アリとの関連性はない。