名前 | ラザル・パヴロヴィッチ(Lazar Pavlovic) |
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生年月日 | 2001年11月2日 |
国籍/出身 | セルビア(オブレノバツ) |
身長 | 171cm |
ポジション | AMF |
所属 | パルチザン・ベオグラード |
パルチザンで10番を与えられた新たな司令塔
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~パルチザン)
ベオグラードの中心部から南西30kmに位置するオブレノバツに生まれ、5歳の頃よりオブレノバツ1905にてキャリアをスタートさせている。約5年を同クラブで過ごしていた彼は、2011年よりパルチザン・ベオグラードに引き抜かれたことで加入を果たしていた。パルチザン・ユースにおける彼の世代は圧倒的な強さを誇っており、ストラヒニャ・パヴロヴィッチ(ASモナコからパルチザンにローン中)を始め攻守に素晴らしい逸材が揃っていたという。
2019年3月にパルチザンの指揮官に就任したサボ・ミロシェヴィッチによってトップチームに引き上げられると、わずか3週間前に帯同したばかりであったが、2019年5月15日のセルビア・カップ準決勝となるFKラドニチュキ・ニシュ戦にてスターティングラインナップに名を連ねトップデビューを飾っている。そのままマルコ・ヤンコヴィッチが着用していた背番号『10』を与えられると、新たに迎えた2019/2020シーズンでも途中投入を中心に起用を受け、コロナウイルスによる中断までには16試合で2得点2アシストを記録した。
代表歴
セルビアU15から招集を受け続けているエリートであり、各世代別カテゴリを経て現在はセルビアU19でプレー中だ。U19欧州選手権予選となるリトアニアU19戦では、驚異の3得点3アシスト(ダブルハットトリック)を記録するなど欠かすことのできない存在となっている。
移籍の噂
現時点では移籍の噂は報じられておらず、トップデビューから3日後に締結した2022年6月末までの契約期間を残している。同僚のストラヒニャ・パヴロヴィッチがASモナコに加入し、フィリップ・ステヴァノヴィッチもニースへの移籍が噂されていることから、冗談交じりに「じゃあ僕はパリだね」と語ったことでも有名だ。
プレースタイル
トップ下を本職する171cmの小柄なファンタジスタであり、得点とアシストの両面で結果を残すことのできるNo.10の逸材だ。10番に求められる創造性や高度なテクニック、視野の広さとパスセンスを持ち合わせており才能を感じさせる存在と言えるだおる。一方で自身の改善が必要な点としては、スタミナ面と敏捷性だと分析し、2020年2月までパルチザンのフィジカルコーチとして務めていたマルコ・ステヴァノヴィッチと共にプロ仕様の身体作りを進めていたと語っている。