名前 | クリスティアン・オリベーラ(Cristian Olivera) |
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生年月日 | 2002年4月17日 |
国籍/出身 | ウルグアイ(モンテビデオ) |
身長 | 170cm |
ポジション | WG |
所属 | CAレンティスタス |
※クリスティアン・オリベラとも表記される
開幕から鮮烈な印象を残すレンティスタスの宝石
プレー動画
背番号は「9」
経歴
■2002-2020年(幼年期~レンティスタス)
彼は3歳の頃からモンテビデオのマンガに所在を構えるアラペイ・メンドーサにてベビーサッカーを始めており、父親の友人からの勧めでCSセリートでプレーしていた経歴を持っている。そのセリートでは約2年間を過ごした後、ダニビオFCに熱烈なアプローチの末に加入するも、短期間で退団しており続いてデフェンソール・スポルティングの下部組織に加入するが、小さな体格であった彼は正式署名には至らず苦しい時期を過ごしていたという。
そんなある日、彼は友人と一緒にCAレンティスタスの入団テストを受ける機会があり、約35名の参加者がいる中で2回のテストを経て合格。ただ、当時彼の父親は定職に就いておらず、デフェンソールでは日当を与えられていたこともあり、少しばかり家族を支えられていたがレンティスタスではそれがなかったことに困っていたという。そのためクラブに助けを求めていたがビッグクラブではないため肯定的な答えは得られず、約半年間はトレーニングに参加できずに自主練習を行う生活となっていた。その後は父に仕事が見つかったことでトレーニングに参加するようになると、瞬く間にレンティスタスのトップチームまでに上り詰め、16歳ながら帯同するようになっている。
そして2019年5月5日、セグンダ・ディビシオン(ウルグアイ2部)の開幕節となるセントラル・エスパニョールとの一戦でトップデビューを飾ると、2019年シーズンは序盤戦の7試合に出場を重ねシーズンを終えていた。2020年シーズンからはレンティスタスがプリメーラ・ディビシオン(ウルグアイ1部)に昇格したこともあり初のトップリーグでの挑戦を迎えると、2020年2月16日のナシオナルとの開幕戦ではオープニングゴールとなるマクシミリアーノ・ファルコンのゴールをアシストし、続く第2節のボストン・リーベル戦ではプロ初ゴールを記録するなど密かにブレイクの予感を漂わせている。
代表歴
ウルグアイU15とU17でのプレー歴を持ち、2019年のU-17南米選手権では8試合で3得点とチームを牽引したがU-17ワールドカップへの出場権は逃している。現在はウルグアイU20に招集中だ。
移籍の噂
レンティスタスとは16歳の頃に締結した2021年までのプロ契約が有効となっている。具体的な噂は報じられていないが、今後はヨーロッパからの関心を寄せる存在となるだろう。ここ数年はアルゼンチンとウルグアイの有望株がMLS(アメリカ1部)での挑戦も見られるため彼にも道は開かれるはずだ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | UDアルメリア | 200万ユーロ |
プレースタイル
右利きの彼はライトウィングを本職とする選手であり、その最たる武器は圧倒的なスピードだ。170cmと上背はないが、相手を置き去りにする裏への抜け出しやドリブルでフィジカルバトルに持ち込ませない強さを持ち、非凡なパスセンスから決定的なラストパスも演出できるなど17歳で自身のスタイルを確立している。