名前 | エフライン・アルバレス(Efrain Álvarez) |
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生年月日 | 2002年6月19日 |
国籍/出身 | メキシコ/ アメリカ(ロサンゼルス) |
身長 | 173cm |
ポジション | AMF |
所属 | ロサンゼルス・ギャラクシー |
卓越したサッカーセンスで魅了する驚異的な逸材
プレー動画
経歴
メキシコ人の両親の下、アメリカのロサンゼルスで誕生した彼は生まれも育ちもアメリカで過ごしてきた選手だ。彼は6人兄弟の家庭に育ち、兄のジオとカルロスはラスベガスライツでプレー、末っ子のディエゴもまたロサンゼルス・ギャラクシーのアカデミーでプレーしているなど兄弟揃ってサッカーの才に溢れた家系となっている。7歳の頃にはニューヨーク・コスモスのU-9カテゴリでプレーしており、その当時の彼を見た、ニューヨーク・コスモスでダイレクターを勤めていたエリック・カントナは「この子を1日中見ていたい」と手放しに褒め称えた程だ。
ロサンゼルス・ギャラクシーのユースへ移ってもなお、才能は更に伸び続け、ついには2017年10月8日のティンバーズ2との試合で15歳の彼はUSL(アメリカ2部)史上最年少でデビューを果たしている。2018年シーズンより正式に16歳でロサンゼルス・ギャラクシーⅡ(リザーブ)へ昇格すると、USLで出場した17試合で12得点3アシストの驚異的な記録を残し、周囲を驚かせた。この活躍もあり、2019シーズンはトップチームに正式に昇格。2019年3月3日のMLS(アメリカ1部)開幕節となったシカゴ・ファイヤー戦にて後半15分からの出場でトップデビューを飾ると、その8分後にはダニエル・スターズの同点弾を見事アシストし、ファンの心を掴んでいる。
代表歴
生まれ育った場所であるアメリカのU-15代表でプレーしていた彼だが、ある時から干される形でチームを離れる期間があり、そのことがきっかけてメキシコU-15の招集に応じることになった。そして、現在はメキシコU-17でプレーをしており、自身も今後はメキシコ代表としてプレーすることを明言している。噂では彼のフィジカル面への不満により干されたと言われているが、いずれにせよアメリカサッカー界は大きな才能を失うことになっただろう。ただ、歳を重ねるにつれ、気持ちが揺らぐことも十分に考えられる。
移籍の噂
特になし
プレースタイル
メキシカンの血が流れていることもあり、その多彩なシュートセンスでスーパーゴールを連発するプレーヤーだ。点取り屋の一面もあるが、本職は攻撃的な中盤の選手であり、広い視野で味方への効果的なパスを連発する姿も多く、そのセンスは多岐に渡り卓越したものを見せている。この逸材に対し、USL(アメリカ2部)で得点を挙げた試合は大量得点の展開だったこともあり、まだ過大評価だと疑問視する声も少なからず聞こえる。しかし、彼は16歳。これから更に伸び続けるだろう。批判的な声を覆すのも時間の問題だ。