名前 | アマドゥ・シス(Amadou Ciss) |
---|---|
生年月日 | 1999年9月7日 |
国籍/出身 | セネガル(ゲジャワイ) |
身長 | 186cm |
ポジション | SMF |
所属 | フォルトゥナ・シッタート |
フランス3部からのブレイクを果たすセネガルの新鋭
プレー動画
経歴
■1999-2020年(幼年期~フォルトゥナ・シッタート)
セネガル共和国ダカール州のゲジャワイに生まれた彼は、セネガルの強豪クラブであるTeungueth FCのユースセクターで育てられた逸材だ。2017年7月に同チームのクラブパートナーであるフランスのポーFCに加入すると、2017/2018シーズンのフランス全国選手権(フランス3部)では24試合に出場し2得点を記録する活躍を残し、わずか1年でオランダのフォルトゥナ・シッタートに移籍するまでにステップアップを遂げていた。
2018年9月1日のエールディヴィジ第4節FCユトレヒト戦でデビューを飾った彼は、同試合でアンドリヤ・ノヴァコヴィッチの同点弾をアシストする活躍を残しているが、その後は途中出場のみで初年度はリーグ戦で10試合の出場に留まっている。そんな彼であったが、2019/2020シーズンを迎えると瞬く間にクラブの主力選手へと定着し、2020年2月時点で第6節のFCトゥウェンテ戦での初ゴールを含む16試合6得点4アシストとエールディヴィジで注目が集まる存在へと変貌を遂げている。
代表歴
セネガル国籍の彼だが、ポーFCに在籍していた際にフランスU19からの事前招集を受けた過去を持っている。そもそもフランス国籍を保有していない彼に対してのアプローチは、かつてのディディエ・デシャンとカリドゥ・クリバリの関係性を思わせるものだと語られており、フランスサッカー協会が彼を高く評価していることが明らかとなっている。その後はフランスを離れたこともあり進展はなく、2019年2月にはセネガルU20に招集を受け、U-20ワールドカップ2019でも全試合に出場するなど今後はセネガルを代表していくだろう。
移籍の噂
2019/2020シーズンの活躍により、徐々に彼を獲得しようと動くクラブは多いだろう。フェイエノールトは彼に2得点を奪われ敗戦を喫したことで、動向を注視しているという。フォルトゥナ・シッタートとは2022年6月末までの契約を残しているが、わずかな移籍金で引き抜くことは可能だと思われる。
プレースタイル
右利きのサイドアタッカーで、左サイドハーフを本職としているが、持ち前のユーティリティ性で最前線から中盤の位置まで幅広くこなすこともできる選手だ。高い身体能力と非凡なスキルでフォルトゥナ・シッタートの攻撃を牽引し、多くの得点に関与していく嗅覚も魅力の一つだろう。