名前 | フセム・アワール(Houssem Aouar) |
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生年月日 | 1998年6月30日 |
国籍/出身 | フランス(リヨン) |
身長 | 175cm |
ポジション | CMF |
所属 | オリンピック・リヨン |
レ・ブルーの次世代を担うリヨンのアーチスト
プレー動画
経歴
リヨンで生まれた彼は、2006年より地元のASトンキン・ヴィルールバンヌにてサッカーを始めた。そこで才能の片鱗を開花させると、2009年に11歳でオリンピック・リヨンのアカデミーに加入をしている。リヨンのアカデミーに入団することは子どもたちの夢でもあり、彼はU-12チームに加入する形で夢を実現させた。アカデミーでは10番として活躍し、2014年には16歳でU-17チームでミッドフィルダーながら27得点15アシストという驚異的な記録を残し、フランスU-17選手権を制しチームを牽引する活躍となっている。
2016年7月、オリンピック・リヨンとの最初のプロ契約として3年契約を結んだ彼は、2016-2017年シーズンのプレシーズンキャンプにも参加をしていた。そんな彼のデビュー戦は意外にもヨーロッパリーグの舞台。決勝トーナメント1回戦のAZアルクマールでの1stレグで後半34分にセルジ・ダルデルに代わってのデビューとなった。続くホームでの2ndレグでは、チームが前半で4-1と大差をつけており突破が確定となっていたことから、1stレグに続き出場を果たす。さらには後半37分にチームの6点目となるプロ初ゴールを記録し、2017年4月にはリーグアン第33節のSCバスティアとの試合でリーグアンデビューを飾っている。
2017-2018年シーズン、トップチームでわずか5試合の出場だった彼に対して、クラブは背番号「8」を与えた。この番号はクラブのレジェンドであるジュニーニョ・ペルナンブカーノが着用していた番号であり、同シーズンにバイエルンに移籍をしたコランタン・トリッソが昨シーズン着用していた番号だ。そんな期待を背に、このシーズン大ブレイクを果たすこととなる。第7節のディジョンとの試合でリーグアン初ゴールを記録すると、結果的にリーグ戦では32試合に出場し6得点5アシストという好成績を収めた。
2018-2019年シーズン、さらに覚醒した彼の姿を目にすることとなるだろう。
代表歴
2014年からフランスU-17代表としてプレーをしており、2017年11月にはフランスU-21にも招集されている。2022年のワールドカップを連覇するためにもフランス代表に欠かせない存在だ。
移籍の噂
リヴァプールやバルセロナからの大きな関心を持たれていたが、度々の移籍の噂が耐えないフェキルの流出にも備えるよう彼との契約を2023年夏までに更新した。これにより移籍は当分の間、発生しないように感じる。
プレースタイル
中央でプレーするが、サイドでもプレーできるなど汎用性の高いミッドフィルダー。技術的な高さは勿論、その創造性に溢れたプレーは見るものを楽しませる。 自身のモデルとしてはレジェンドであるジネディーヌ・ジダンと、クレマン・グルニエを挙げており、彼らから多くのインスパイアを受けた。