名前 | マルコス・パウロ(Marcos Paulo) |
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生年月日 | 2001年2月1日 |
国籍/出身 | ブラジル / ポルトガル(ニテロイ) |
身長 | 186cm |
ポジション | WG/CF |
所属 | フルミネンセ |
ハイブリッドな素質を兼ね備えるフルミネンセの新たな逸材
プレー動画
経歴
■ 2001-2019年(幼年期~フルミネンセ)
ポルトガル系ブラジル人の彼は、リオデジャネイロ州のニテロイに生まれていることからブラジルで育ってきた逸材だ。2011年よりフルミネンセの下部組織に加入しており、同世代のジョアン・ペドロと共にユースセクターを駆け上がると、2018年にはフルミネンセU17においてカンピオナート・カリオカ(U17)の制覇に貢献している。そんなジョアン・ペドロと彼の関係性は良く、2019年1月に先立ってデビューを飾りハットトリックまでを記録していた同胞に刺激を受けており、ジョアン・ペドロからも「僕の時間も来たのだから、君の時間も来るだろう」とトップチームでのビジョンを大いに語り合ったと言う。
そしてジョアン・ペドロがデビューを果たした11日後の2019年1月30日、カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)第4節のマドゥレイラ戦にて彼も念願のトップデビューを飾っている。その後はコンスタントに出場機会を与えらながらカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)、コパ・スダメリカーナでのデビューも果たすと、2019年7月31日に行なわれたコパ・スダメリカーナのベスト16 2ndレグ CAペニャロール戦では、プロ初ゴールを含む2得点を記録。フルミネンセで貴重な戦力として認められている彼が、今後もフルミネンセを牽引していくことだろう。
代表歴
ブラジルU15~U17としてのプレー歴を持つ彼は、前述の通りポルトガルの二重国籍を保有していることからフル代表をブラジルとポルトガルの両方から選択できる権利を持っている。2018年10月には初めてポルトガルU18に招集されると、ブラジル国内のメディアが彼の選択に対する報道に熱を帯び始めた。ポルトガルU18でデビューを飾った一方で、現在はフルミネンセでのプレーに専念することが重要と考え招集を断っている。
移籍の噂
既に水面下で触手を伸ばしているクラブがあることは予想できるが、具体的なクラブ名までは報じられていない。フルミネンセとの契約は2020年夏まで残しているが、同胞のジョアン・ペドロがイングランドのワトフォードに加入することが決まっていることに対する憧れや刺激を感じていることだろう。
プレースタイル
右利きの彼は左ウィングを本職としており、洗練されたドリブルセンスにて相手を翻弄することを得意としている。186cmの恵まれたフィジカルやシュートの技術にも優れていることから、上記の特徴と合わさってクリスティアーノ・ロナウドのように特別な存在になる素質を持っていると称された。