名前 | サムエル・チュクウェゼ(Samuel Chukweze) |
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生年月日 | 1999年5月22日 |
国籍/出身 | ナイジェリア(イクアーノ) |
身長 | 172cm |
ポジション | WG |
所属 | ビジャレアルCF |
リーガの舞台で輝きを放つビジャレアルのライジングスター
プレー動画
経歴
■ 1999-2017年(フューチャー・ホープ~ダイアモンド・アカデミー)
ナイジェリアのアビア州はイクアーノという町で生まれた彼は、8歳の頃よりサッカーを始めている。ジェイ=ジェイ・オコチャに憧れを持っていた彼はフューチャー・ホープ、ニュー・ジェネレーション・アカデミーを経て、ダイアモンド・アカデミーに2012年より加入した。後述のU-17ワールドカップでの活躍もあり、大きく評価を高めた彼は2017年8月にスペインのビジャレアルCFに約50万ユーロにて移籍をすることとなっている。
■ 2017-2019年(ビジャレアルCF)
ビジャレアル加入当初はフベニルに所属していたが、直ぐ様ビジャレアルB(リザーブチーム)に昇格をすると、2018年4月15日のCEサバデルとの試合でシニアデビューを飾っている。セグンダ・ディビシオン(スペイン2部リーグ)への昇格をかけたプレーオフでは、ビルバオ・アスレティックとの試合で初得点を含む1ゴール・1アシストの成績を残すなど昇格まであと一歩という貢献をしている。2018-2019年シーズンも開幕こそ、ビジャレアルBでプレーをしていた彼だが、2018年9月20日に行なわれたヨーロッパリーグのレンジャーズFCとの試合でデビューを飾った後はビジャレアルのトップチームに定着をしている。リーガ・エスパニョーラ第12節のラージョ・バジェカーノとの試合ではリーガデビュー2戦目ながら得点を決めるなど、ビジャレアルで最も注目が集まる選手となった。
代表歴
ナイジェリアU-17代表の一員として臨んだ、2015年U-17FIFAワールドカップにて飛躍的な活躍を残すこととなる。決勝戦の相手となった同じくアフリカの代表国であるマリU-17との試合で1アシストを記録するなど、7試合で3得点4アシストの成績を残し、チームの優勝に大きく貢献をした。また、同大会のブロンズブーツにも輝くなど大きく評価を上げた。現在はビジャレアルでの活躍もあり、2018年10月のウガンダ代表との試合にてナイジェリアのフル代表に招集されている。
移籍の噂
ビジャレアルCFで欧州の舞台でも活躍が出来ることを証明してきた彼には、これから多くのクラブが獲得に動き出すことだろう。ビジャレアルとの契約は2019年6月末までと残り1年を切っているため、ビジャレアルが契約延長を提示することは間違いない。バイアウト条項も多額に設定されることが予想される。
プレースタイル
左脚の細かなタッチから自由自在に相手を翻弄するドリブルセンスを持っている。 ビルバオ・アスレティックとの試合で見せた4~5人抜きはまさに彼を代表するようなプレーだ。またドリブルからのシュートセンスも光っており、アリエン・ロッベンと比較されるのも頷けるはずだ。そのプレースタイルからボールロストも目立つ彼だが、奪われることを意識して勝負を仕掛けなくなるのは彼の持ち味を失うこととなるため積極性は残すべきだろう。これから世界を騒がす選手となることはもはや必然だ。