名前 | ブライム・ディアス(Brahim Díaz) |
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生年月日 | 1999年8月3日 |
国籍/出身 | スペイン(マラガ) |
身長 | 170cm |
ポジション | AMF |
所属 | マンチェスターC |
イングランドからの去就に注目が集まるスペインの神童
プレー動画
経歴
1999-2013年(幼年期~マラガCF)
”ブライム・アブデルカデル・ディアス”という名を持つ彼は、モロッコ人の父親とスペイン人の母親の下にスペインのマラガで誕生。2010年から地元のマラガCFの下部組織に加入すると、既にその才能は国内に留まるものではなく「新たなリオネル・メッシ」として最高の評価を受けていた。彼の代理人は当時からペレ・グアルディオラ(ジョゼップ・グアルディオラの兄)が務めており、弟であるペップが当時FCバルセロナを率いていたこともあり、バルセロナへの移籍が確実視されていたが一転。2014年1月より約35万ユーロの移籍金でマンチェスター・シティへ移籍をした。
2014-2018年(マンチェスター・シティ)
シティ加入後はU-18、U-23と着実に成長の道を歩んでおり、2016年9月21日にEFL CUP(リーグカップ)の3回戦 スウォンジー・シティとの試合で後半35分からケレチ・イヘアナチョに代わりトップチームデビュー。そのデビュー戦から5日後にはマンチェスター・シティとの最初のプロ契約を締結した。17-18シーズンを前にはリーガ・エスパニョーラへの初昇格およびペレ・グアルディオラが持つメディア・ベース社が共同経営者となっているジローナFCへのローン移籍も報じられていたが、プレシーズンツアーでの手応えもあり残留の道を選んでいる。その17-18シーズンはプレミアリーグでのデビューを含む、10試合のみの出場に留まるなど厚い選手層に阻まれ厳しいものとなった。18-19シーズンは未だリーグ戦での出場はない彼であったが、EFL CUP(リーグカップ)の4回戦 フラムFCとの試合では2得点を決めるなどトップチームでプレー出来ることを熱烈にアピールしている。
代表歴
2016年からサンティ・デニアが率いるスペインU-17に招集を受けると、スペインU-19でも背番号「10」を背負いチームを牽引してきた。2017年からはスペインU-21でプレーをしているが定着には至っていない。
移籍の噂
現在の彼に対しての去就を巡る動きは大きく、マンチェスター・シティとの契約を2019年6月末までと1年を切っていることから盛んに報じられている。シティの監督であるジョゼップ・グアルディオラは「彼が望むのであれば4年、5年以上の契約延長を視野に入れているがすべては本人次第」と彼自身の気持ちを尊重。兄のペレ・グアルディオラも一番良い契約条件を持つクラブへの移籍を勧めている。具体的なクラブとしてはレアル・マドリードが筆頭に挙げられているが、シティでの出場機会と比べても移籍には慎重になるべきだろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2018-19 | レアル・マドリード | 1700万ユーロ |
2020-21 | ACミラン | on loan |
プレースタイル
上背はないが、素晴らしいテクニックを持つ典型的なスペインのアタッカーだ。圧倒的なスキルは他を圧倒しており、独特なドリブルの間で相手ディフェンスを翻弄し、シュートセンスにも秀でているなど個人で流れを変えることのできる選手といえる。