名前 | エメルソン(Emerson) |
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生年月日 | 1999年1月14日 |
国籍/出身 | ブラジル(サンパウロ) |
身長 | 183cm |
ポジション | RSB |
所属 | アトレチコMG |
クラブの財政難により移籍が確実視されるブラジルの新鋭SB
プレー動画
経歴
■ 1999-2018年(幼年期~ポンチ・プレッタ)
エメルソン・アパレシド・レイテ・デ・ソウザ・ジュニオールこと “エメルソン” と呼ばれる彼は、ブラジルのサンパウロ州で誕生。2015年よりサンパウロ州のカンピーナス市を本拠地とするAAポンチ・プレッタの育成組織に加入をすると、その翌年にはトップチームの練習に帯同するようになっていたという。2017年2月22日に行なわれたカンピオナート・パウリスタのCAリネンセとの試合でデビューを飾り、同年11月にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのデビューも果たしている。ポンチ・プレッタのトップチームでの活躍が期待されていた彼であったが、クラブが財政難に陥っていたため、若い才能を手放さるを得ない状況であった。そのため、2018年4月に同じくブラジルのクラブであるアトレチコ・ミネイロに約118万ユーロの移籍金で加入した。
■ 2018-2019年(アトレチコ・ミネイロ)
加入後の2018年シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAにおいて23試合に出場し、第27節のスポルチ・レシフェとの試合で初ゴールを決めるなど新加入ながら右サイドバックとしてのポジションを確立していった。先日シーズンを終えたばかりの彼にとって、1月の移籍市場での退団は確実なものと言われている。
代表歴
2017年にトゥーロン国際大会2017に臨むブラジルU-20代表のメンバーとして招集された経歴を持つ。
移籍の噂
アトレチコ・ミネイロとの契約は2022年12月末までとなっているが、ポンチ・プレッタから財政難で彼を獲得したように、アトレチコ・ミネイロもまた深刻な財政難に陥っているという。2018年の始めに名古屋グランパスに加入したジョーもまたクラブを救うための移籍だったと言われているように、彼もまたクラブの財政難を救う存在だ。アーセナルを始め、ウディネーゼやバルセロナなど多くの欧州クラブから関心を集めており、代理人を南米駐在としてバルセロナのテクニカル部門に属するアンドレ・クリー氏に変更していることからもバルセロナまたは欧州への移籍の線は高い。しかし、ここに来てアンドレ・クリー氏は彼をリベルタドーレスに出場するクラブへの売却も一つの手であることを示唆したことで、移籍先についての展開は読めないものとなった。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2018/19 | FCバルセロナ | 1200万ユーロ |
2018/19 | レアル・ベティス | 600万ユーロ |
2021/22 | FCバルセロナ | 900万ユーロ |
プレースタイル
183cmとサイドバックとしては比較的大型の選手であり、その長い手足で相手の攻撃の流れを止める守備を得意としている。ブラジルの選手らしいテクニカルな面も併せ持ち、右サイドからの崩しに起点を与えるシーンも多く攻守に渡り頼もしい存在だ。まだフィジカルに頼りがちな粗削りの部分も見られるも、経験がそれを解決に導くだろう。