名前 | ジャック・ラーン(Jack Lahne) |
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生年月日 | 2001年10月24日 |
国籍/出身 | スウェーデン(ルサカ) |
身長 | 174cm |
ポジション | LWG |
所属 | アミアンSC(on loan) |
※ジャック・ラーヌ、ジャック・ラーネなどの表記も考えられる
養母によってスウェーデンで育ったブロンマの黒豹
プレー動画
経歴
■ 2001-2017年(幼年期~IFブロマポイカルナ)
ザンビアの首都 “ルサカ” で生まれた彼だが、幼年期にスウェーデン人のGunilla Lahne(育ての母)の養子となったことで、ストックホルムのブロンマで育った少年だ。養母は彼にサッカーをするように勧めると、6歳の頃より地元にあるIFブロマポイカルナでキャリアをスタートさせている。13歳で既にU17でプレーするなど底知れぬ才能を秘めていた彼は、2017年3月19日に国内カップの準決勝 IFKノルシェーピンとの試合で15歳と4ヶ月ながらトップデビュー。3ヶ月後にはスーペルエッタン(スウェーデン2部リーグ)でもデビューを果たしており、第15節のオートヴィーダベリFF戦では7分間の出場ながら初得点も記録した。同シーズンはトップチームでの出場の傍らでU21リーグにも出場しており、U21リーグでは12試合で8得点と格の違いを見せつけている。
■ 2018-2019年(IFブロマポイカルナ~アミアンSC)
2017年シーズンのスーペルエッタンを制したクラブと共に、2018年シーズンをアルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)でのプレーとなったが、中盤戦までは満足な出場機会を得ることが出来ず、チームも降格圏に位置するなどフラストレーションが溜まっていた。しかし、第16節のダルクルドFF戦ではトップリーグ初得点を記録しており、シーズンの後半戦に入ると出場機会を得られるようになったことで結果的に2018年シーズンは22試合で5得点を記録している。16歳~17歳のティーン・エイジャーとしては充分な成績だ。シーズンを終えた2019年1月、半年間の期限付きにてフランスのアミアンSCに加入することが発表されており、リーグ・アンでの活躍が期待が集まる。
代表歴
ザンビアで生まれた彼だが、育ちの国であるスウェーデンへの忠誠を誓っており、スウェーデンU15~U17の世代別代表としてのキャップを持っている。現在はU18でもプレーするなど今後の飛び級での選出が期待されているなどスウェーデンの新たな歴史を刻む選手としては申し分ない。
移籍の噂
2019年冬の移籍市場でアミアンSCに期限付きで加入している彼だが、以前から欧州の多くのクラブからの関心を集めており、2017年にはマンチェスター・シティやエヴァートンのテストを受けたともされている。ドルトムントやモナコ、リヨンなどの関心も受けているが、彼が夢の一つして抱いているのはFCバルセロナでのプレーだ。2008-2009年のチャンピオンズリーグ決勝を8歳の頃に観戦した彼は試合後に部屋をバルサ一色にしたいと懇願し、部屋全体をバルセロナの空間にしたエピソードを持っているほどだ。
プレースタイル
ザンビアの血が流れているだけあって、スプリント力は非常に大きな武器となっている。本職はウィンガーとされているが、時には4-4-2でフォワードの一角を担うなど点取り屋の一面も持っている。裏への抜け出しからの冷静なフィニッシュは17歳とは思えないほどだろう。